特許
J-GLOBAL ID:200903031705108470

直流き電回路接地事故検出方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318181
公開番号(公開出願番号):特開平7-177654
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 直流電気鉄道のき電回路において、き電線及びトロリ線等の直流き電電圧加圧部分が、それらを電気的に絶縁して支持するビーム等の導電性構造物に接触したような接地事故を検出すること、及び接地事故の事故点を標定すること。【構成】 ビーム等の導電性構造物4と連係線10Lの間に抵抗器9Lとダイオード8Lを直列に接続し、連係線10Lの一端は末端抵抗器11Lとダイオード12Lの直列接続を介してレール6に接続する。ダイオード8Lはビーム等の金属体4から連係線10Lに向かう方向を順方向とし、ダイオード12Lは連係線末端からレール6に向かう方向を順方向として夫々接続する。抵抗器11Lの両端の電圧値によって、接地事故の有無及び事故点を標定する検出標定部100を設ける。
請求項(抜粋):
き電線2及びトロリ線3等の直流き電電圧加圧部分を、それらの敷設方向に沿った複数個の箇所で、夫々絶縁してレール沿いの予定の高さで支持するための部材を含む導電性構造物4と、上記き電線2及びトロリ線3等と上記レール6との間に接続され直流き電電圧を供給するための変電所1とを備えた、直流電気鉄道のき電回路において、上記き電線及びトロリ線等に対し電気的に絶縁した状態て実質的に並行に敷設した、導電性の第1の連係線10Lと、上記第1の連係線を上記夫々の導電性構造物4に対し、夫々の連係線に向かう方向を順方向として電気的に接続する第1のダイオード8Lと、上記連係線の一端を、レール6に向かう方向を順方向として上記レール6に対して電気的に接続する第1の末端ダイオード12L及び第1の末端抵抗器11Lの直列接続体と、上記第1の末端抵抗器11Lの両端の電圧を入力として受け入れ、その電圧が予め設定しておいた電圧より大きい場合には、上記き電線及び/又はトロリ線等の直流き電電圧加圧部分が上記導電性構造物に接触する事故が起きたと判定して信号を出力する標定部100と、を含む直流き電回路接地事故検出方式。
IPC (2件):
H02H 7/26 ,  B60M 3/00

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