特許
J-GLOBAL ID:200903031716741204

切り屑除去加工用の工具、そのパーツ及びねじ接合部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  廣瀬 繁樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-110826
公開番号(公開出願番号):特開2007-290120
出願日: 2007年04月19日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】本発明は共通の中心軸に沿って配向され、ねじ接合部によって着脱可能に互いに結合された二つのパーツを含むタイプの工具、そのパーツ及びねじ接合部に関する。【解決手段】切削工具、及びそのためのルーズトップは、ねじ接合部によって着脱可能に結合される二つのパーツを含み、ねじ接合部には協力動作する雄ねじ10と雌ねじがつるまき状ねじ山10の形で含まれる。個々のつるまき状ねじ山10の輪郭形状は、頂部21と底部25を有するつるまき状溝部を画定する二つのフランク22,23によって規定されている。第一のフランク22は工具の中心軸に対して第一の角度αで傾斜し、第一の角度αは中心軸に対する第二のフランク23の第二の角度βよりも小さい。したがって、対称な輪郭形状を有するねじ山に比べてこのねじ山10は補強され、圧縮力よりも大きな引っ張り力をねじ接合部に加えることができ、しかもねじ山10への損傷を回避できる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
切り屑除去加工用の工具であって、 共通の中心軸に沿って配向された第一のパーツ及び第二のパーツと、 該第一及び第二のパーツを互いに着脱可能に結合するねじ接合部と、を備え、 該ねじ接合部は、 前記第一のパーツの中空スペースの開口部に配置された雌ねじと、 前記第二のパーツの雄状ピンの自由端に配置された雄ねじと、を含み、 個々のねじは、頂部と底部を有するつるまき状の溝部を画定する二つのフランクとによって規定される輪郭形状を有するつるまき状ねじ山を含み、 前記雄ねじの第一のフランクは前記ピンの自由端の反対方向を向き、前記雌ねじの第一のフランクは前記中空スペースの開口部の反対方向に向いて、前記ピンを前記中空スペースにねじ込むときに互いに圧接し、前記雄ねじの第二のフランクは前記ピンの自由端の方向に向き、前記雌ねじの第二のフランクは前記中空スペースの開口部の方向に向いて、前記ピンをまわして前記中空スペースから引き出すときに互いに圧接し、前記雄ねじ及び前記雌ねじの前記第一のフランクは前記中心軸に対して第一の角度で傾斜し、該第一の角度は前記第二のフランクが前記中心軸に対して傾斜する第二の角度よりも小さいことを特徴とする工具。
IPC (2件):
B23C 5/10 ,  B23C 5/22
FI (2件):
B23C5/10 D ,  B23C5/22
Fターム (2件):
3C022KK14 ,  3C022MM06
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 着脱可能頂部を備えた軸工具
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-508665   出願人:サンドビックアクティエボラーグ
  • 特開昭52-057515
  • 切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-345092   出願人:オーエスジー株式会社
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