特許
J-GLOBAL ID:200903031826208439

金属磁性粉末の製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細田 芳徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-350604
公開番号(公開出願番号):特開平6-172821
出願日: 1992年12月03日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【構成】含水酸化鉄を主体として含む鉄化合物粉末を造粒して重量平均粒子径1〜20mmの造粒物とし、該造粒物を原料としてガス流通可能なベルトを有するガス流通型反応炉を用いて、前記造粒物をベルト上に連続的に供給して載置し、該造粒物を移送しながら、非還元性ガスにより加熱脱水処理して加熱脱水物を得、該加熱脱水物を同様に還元性ガスにより加熱還元処理して還元物を得、該還元物を同様に酸素含有ガスにより加熱気相酸化処理して金属磁性粉末を連続的に得ることを特徴とする金属磁性粉末の製造方法、並びにそれに用いる装置。【効果】本発明によれば、被処理物をベルト上で実質的に静置状態で加熱脱水等の処理ができるため、粒子同士の衝突や微粉の発生がなく、被処理物とガスの接触が良好であり、均一で優れた磁気特性を有する金属磁性粉末を工業的に有利に連続して製造できる。
請求項(抜粋):
含水酸化鉄を主体として含む鉄化合物粉末を造粒して重量平均粒子径1〜20mmの造粒物とし、該造粒物を原料としてガス流通可能なベルトを有するガス流通型反応炉を用いて、以下の(a)〜(c)の工程からなる処理をすることを特徴とする金属鉄を主成分とする金属磁性粉末の製造方法。(a)前記造粒物をベルト上に連続的に供給して載置し、該造粒物を移送しながら、非還元性ガスにより加熱脱水処理を行い、加熱脱水物を連続的に得る工程、(b)工程(a)で得られた加熱脱水物をベルト上に連続的に供給して載置し、該加熱脱水物を移送しながら、還元性ガスにより加熱還元処理を行い、還元物を連続的に得る工程、および(c)工程(b)で得られた還元物をベルト上に連続的に供給して載置し、該還元物を移送しながら、酸素含有ガスにより加熱気相酸化処理を行い、金属鉄を主成分とする金属磁性粉末を連続的に得る工程、
IPC (3件):
B22F 9/22 ,  H01F 1/06 ,  C01G 49/02
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開昭58-174509
  • 特公平1-052442
  • 特開昭59-197506
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