特許
J-GLOBAL ID:200903031833201555
多機能並行処理型電子装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263718
公開番号(公開出願番号):特開平10-091461
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 複数組の制御プログラムを時分割にて並行処理する多機能並行処理型電子装置において、複数の一連の密接不可分のデータ処理を正確に行い得るようにする。【解決手段】 1/60秒毎の時分割切換えタイミングt1,t2,t3・・・毎に、ファクシミリ機能(スキャナで読み取ったデータをファクシミリ送信するイメージ読み取り送信処理)TA1,TA2 ・・・と、プリント機能(パーソナルコンピュータから送られてきたデータを記録するプリント処理)TB1,TB2 ・・・とを並行処理する際に、例えば、アドレスや読み出し等のデータ転送処理をシリアル方式で行うタイプのEEPROMをアクセスする場合には、予め時分割切換えタイミングにおける切換えを一時的に禁止するようにして、所定のアドレスデータあるいは読み出しデータが密接不可分の一連のデータとしてEEPROMに正確に入力され、あるいは出力されるようにする。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのCPU、ROM及びRAMからなるコンピュータを備え、このROMに複数の機能に対応する複数組の制御プログラムを組み込み、時分割方式にて2組以上の制御プログラムを並行処理することにより、複数の機能を同時に実現可能な電子装置において、前記制御プログラムに含まれる複数のサブルーチンのうち、メモリあるいは入出力装置に対してデータの読み出し又は書き込みを行うサブルーチンであって、複数の一連の密接不可分のデータを処理するサブルーチンに、そのサブルーチンが完了するまで時分割切換えを禁止する切換え禁止ステップを組み込んだことを特徴とする多機能並行処理型電子装置。
引用特許:
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