特許
J-GLOBAL ID:200903031835188904

並列プロセッサ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-147863
公開番号(公開出願番号):特開平9-006732
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、複数のプロセッサが同時並列的に動作して所定の業務を実行する並列計算機システム等の並列プロセッサ装置に関し、通常範囲のメモリ量でのバケット書込/読出性能の保証のためのブロッキング作業を可能にし、バケット書込/読出性能を大幅に改善することを目的とする。【構成】 第1分割手段5が、第1プロセッサ群2から中間プロセッサ群4へのデータ送信時に、処理対象のデータを、それぞれ複数種別のタプルの集合体である複数組のバケットグループに分割して中間プロセッサ群4に一時的に格納させるとともに、第2分割手段6が、中間プロセッサ群4から第2プロセッサ群3へのデータ送信時に、複数組のバケットグループを、各バケットグループ毎に読み出して同一種別のタプルのみの集合体であるバケットに分割して第2プロセッサ群3に格納させるように構成する。
請求項(抜粋):
並列的に動作する複数のプロセッサをそなえ、該複数のプロセッサが一つの業務に参加し全体として該業務を実行するとともに、前記の各プロセッサにおいて、該業務における処理対象のデータを、個々に独立して処理を受けることが可能なデータ単位(以下、タプルという)として取り扱う並列プロセッサ装置であって、前記処理対象のデータを分散して予め格納するための第1プロセッサ群と、該第1プロセッサ群から送信されてくる前記処理対象のデータを、同一種別のタプルのみの集合体であるバケットに分割した状態で格納するための第2プロセッサ群と、前記処理対象のデータを、該第1プロセッサ群から受信して一時的に格納した後に、該第2プロセッサ群へ送信するための中間プロセッサ群とが該複数のプロセッサに包含されており、該第1プロセッサ群から該中間プロセッサ群へのデータ送信時に、前記処理対象のデータを、それぞれ複数種別のタプルの集合体である複数組のバケットグループに分割して該中間プロセッサ群に一時的に格納させるための第1分割手段と、該中間プロセッサ群から該第2プロセッサ群へのデータ送信時に、該第1分割手段により分割されて該中間プロセッサ群に一時的に格納される該複数組のバケットグループを、各バケットグループ毎に読み出して同一種別のタプルのみの集合体であるバケットに分割して該第2プロセッサ群に格納させるための第2分割手段とがそなえられていることを特徴とする、並列プロセッサ装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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