特許
J-GLOBAL ID:200903031835930600

温水暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-355608
公開番号(公開出願番号):特開平11-182865
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】室内暖房機と床暖房パネルとを備えた温水暖房装置において、床暖房パネルを単独で運転したときに、急速加熱運転終了後であっても使用者に急激な温度変化や暑さ等を感じさせない温水暖房装置を提供することを目的とする。【解決手段】床暖房単独運転が開始されると(STEP1)室温が急速加熱運転室温以下であれば急速加熱運転を行い(STEP2)、第1サーミスタ(TH1)の検出温度を第1目標温度T1に制御する(STEP3)。そして、室温が切換室温T3になれば急速加熱運転を終了し(STEP4)、第2サーミスタ(TH2)により基準温度T5を検出する(STEP5)。第2目標温度T6をT5-10°Cに設定し(STEP6)、第2サーミスタの検出温度を第2目標温度に制御する(STEP7)。室温が目標室温に達したときは(STEP8)、第2サーミスタの検出温度が通常運転時の目標温度T2になるように制御する(STEP9)。
請求項(抜粋):
温水を熱源として室内を暖房する室内暖房機及び床暖房パネルと、加熱手段を備えた加熱用熱交換器によって加熱された温水を前記室内暖房機に供給する1次供給路と、前記室内暖房機からの復水を前記加熱用熱交換器へ還流する1次還流路と、該1次還流路に流れる復水を前記床暖房パネルに供給する2次供給路と、前記床暖房パネルからの復水を前記1次還流路へ還流する2次還流路と、前記1次供給路に流れる温水の温度を検出する第1温度検出手段と、前記2次供給路に流れる温水の温度を検出する第2温度検出手段と、前記第1温度検出手段の検出温度又は第2温度検出手段の検出温度を目標温度に一致させるように加熱手段を制御する加熱制御手段と、前記2次供給路に流れる温水の供給量を制御する供給量制御手段とを備え、床暖房パネルのみを用いる床暖房単独運転の通常運転時に、前記加熱制御手段により前記第2温度検出手段の検出温度を所定の目標温度に保持すると共に前記供給量制御手段により前記床暖房パネルに供給される温水の供給量を制御する温水暖房装置であって、床暖房単独運転の開始時に、前記第1温度検出手段の検出温度が床暖房単独運転の通常運転時の該第1温度検出手段の検出温度よりも高温の第1目標温度になるように前記加熱制御手段により前記加熱手段を制御する急速加熱運転を所定条件まで行い、該急速加熱運転時に前記第2温度検出手段により検出された温度を基準温度とし、前記急速加熱運転終了後に、前記第2温度検出手段の検出温度が前記基準温度よりも所定温度低い第2目標温度になるように、前記加熱制御手段により前記加熱手段を制御する緩衝運転を行うことを特徴とする温水暖房装置。
FI (3件):
F24D 3/00 Q ,  F24D 3/00 S ,  F24D 3/00 U
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 床暖房システムの制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-083473   出願人:リンナイ株式会社
  • 温水式暖房装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-060626   出願人:リンナイ株式会社
  • 特開平1-102215

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