特許
J-GLOBAL ID:200903031904414067

段階的データ伝送および処理によるターボ符号化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-546118
公開番号(公開出願番号):特表2000-514276
出願日: 1998年04月15日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】通信システムにおけるターボ符号化は、情報を複数の段で符号化/復号して、パケットに誤りが生じたときにLビットのパケット全体の再送信を防止する。ターボ符号化方式を使用して符号化器によって作成される1組の符号ビットに加えて、パンクチャリングされた1組の符号ビットが作成されて送信器のメモリに記憶される。元の1組の符号ビットがLビット・データ・パケットとして通信路を介して受信器に送信され、受信器は元の1組の符号ビットに対応する受信したデータ・サンプルを記憶する。受信器はターボ復号器を使用してデータ・パケットを復号して、誤りのあるデータ・パケットを受信したかどうか判定する。もしそうなら、受信したデータ・サンプルがメモリに保持され、更なる情報の要求がなされる。そこで、パンクチャリングされた情報の幾分か又は全てが送信器から通信路を介して受信器へ転送される。第2段のターボ復号により、新しいデータ・サンプルが、記憶されている受信した元のデータ・サンプルと組み合わされる。この点で復号が正しくなる可能性が高いが、付加的な段の復号を使用し得る。
請求項(抜粋):
通信システムでのターボ符号化方法において、 第1および第2のコンボリューション符号の並列連結を使用してソース情報をターボ符号化するステップであって、ソース情報に第1のコンボリューション符号を適用して第1群の符号ビットを作成する第1の符号化ステップと、ソース情報をインターリーブした後で該ソース情報に第2のコンボリューション符号を適用して第2群の符号ビットを作成する第2の符号化ステップとを有するターボ符号化ステップ、 第1および第2群の符号ビットをパンクチャリングするステップ、 パンクチャリングされた第1および第2群の符号ビットをメモリに記憶するステップ、 パンクチャリングされてない第1および第2群の符号ビットを通信路を介して受信器へ送信するステップ、 パンクチャリングされてない第1および第2群の符号ビットに対応するデータ・サンプルをメモリに記憶するステップ、 前記の第1および第2群の符号ビットに対応するデータ・サンプルを少なくとも2つの復号段でターボ復号し、そして送信されて受信された符号ビットに誤りがあるかどうか判定するステップ、並びに 誤りがあった場合、パンクチャリングされてない第1および第2群の符号ビットに対応するデータ・サンプルをメモリに保持し、且つ前記の記憶されパンクチャリングされた符号ビットの少なくとも所定の部分を受信器へ送信し、次いで、パンクチャリングされてない第1および第2群の符号ビットに対応するデータ・サンプルを前記の送信されたパンクチャリングされた符号ビットに対応するデータ・サンプルと組み合わせることにより少なくとも2つの復号段でターボ復号するステップ、を含んでいることを特徴とするターボ符号化方法。
IPC (3件):
H03M 13/29 ,  H03M 13/13 ,  H03M 13/23
FI (3件):
H03M 13/29 ,  H03M 13/13 ,  H03M 13/23
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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