特許
J-GLOBAL ID:200903031939824152

アルキルアダマンチルエステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-207803
公開番号(公開出願番号):特開2001-097924
出願日: 2000年07月10日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 アダマンタノンを酸化して得られる2-アダマンタノンを原料に、有機金属試薬を用いてアルキル化し、続いて酸ハロゲン化物を反応させることによって得られるようなアルキルアダマンチルハロゲン化物を多く含むアルキルアダマンチルエステル組成物から高純度のアルキルアダマンチルエステルを簡単な操作で効率よく得る方法を提供する。【解決手段】 2-クロロ-2-エチルアダマンタン等のアルキルアダマンチルハロゲン化物を2-エチル-2-アダマンチルメタクリレート等のアルキルアダマンチルエステル100重量部に対して0.5重量部を超える量含有するアルキルアダマンチルエステル組成物に、例えばメタノールと水酸化ナトリウム水溶液との混合溶液を加えて均一系でアルカリ化合物とアルキルアダマンチルハロゲン化物とを接触させて該ハロゲン化物を加熱時に酸を発生しない化合物に反応させ、該組成物中のアルキルアダマンチルハロゲン化物量をアルキルアダマンチルエステル100重量部に対して0.5重量部以下としてから蒸留を行う。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基または炭素数2〜6のアルキレン基であり、R2は炭素数1〜6のアルキル基である。)で示されるアルキルアダマンチルエステル及び下記一般式(2)【化2】(式中、R2は炭素数1〜6のアルキル基であり、Xはハロゲン原子である。)で示されるアルキルアダマンチルハロゲン化物を含む原料組成物をアルカリ化合物と接触させて前記アルキルアダマンチルハロゲン化物を反応させた後、蒸留して前記一般式(1)で示されるアルキルアダマンチルエステルを得ることを特徴とするアルキルアダマンチルエステルの製造方法。
IPC (7件):
C07C 67/54 ,  C07C 67/60 ,  C07C 69/14 ,  C07C 69/24 ,  C07C 69/533 ,  C07C 69/54 ,  C07C 69/56
FI (7件):
C07C 67/54 ,  C07C 67/60 ,  C07C 69/14 ,  C07C 69/24 ,  C07C 69/533 ,  C07C 69/54 ,  C07C 69/56
Fターム (7件):
4H006AA02 ,  4H006AB76 ,  4H006AC13 ,  4H006AD11 ,  4H006BB14 ,  4H006BE10 ,  4H006BJ30
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る