特許
J-GLOBAL ID:200903031955726217

ピストンリングの組合せ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-237668
公開番号(公開出願番号):特開平9-060726
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 第1圧力リングと第2圧力リングの摩耗速度を同等にすることによって、機関の長期使用後の潤滑油消費性能の劣化を抑えるとともに、第1圧力リングの耐スカッフ性、耐クラック性を良好なものとする。【解決手段】 第1圧力リング6は重量比で、C0.4〜1.2%、Cr15〜23%を含むマルテンサイト系ステンレス鋼からなり、全表面に窒化層9を形成する。外周面における窒化層9の表面硬度はHV1050以下である。第2圧力リング7は重量比で、C0.4〜1.2%、Cr5〜11%を含むマルテンサイト系ステンレス鋼からなり、全表面に窒化層10を形成する。外周面における窒化層10の表面硬度はHV1040以上である。そして第1圧力リング6と第2圧力リング7の外周面における窒化層9,10の表面硬度差はHV300以下である。
請求項(抜粋):
第1圧力リングが重量比で、C :0.40〜1.2%Cr:15.0〜23.0%を含むマルテンサイト鋼からなるとともに、外周面に表面硬度がHV1050以下の窒化層が形成され、第2圧力リングが重量比で、C :0.40〜1.2%Cr:5.0〜11.0%を含むマルテンサイト鋼からなるとともに、外周面に表面硬度がHV1040以上の窒化層が形成され、前記両リングの外周面における窒化層の表面硬度差がHV300以下であることを特徴とするピストンリングの組合せ。
IPC (4件):
F16J 9/26 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/18 ,  F02F 5/00
FI (4件):
F16J 9/26 C ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/18 ,  F02F 5/00 L
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公平4-048985
  • 特開昭57-203848
  • 特開平4-311506
全件表示

前のページに戻る