特許
J-GLOBAL ID:200903031982015535

冷却装置を有する廃棄物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-284028
公開番号(公開出願番号):特開平10-132235
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 冷却装置の入口及び出口の両方において、外部雰囲気に対するシール性を安定的に向上させ、外部空気が熱分解反応器内へ漏れ込む恐れが無いのは勿論、分離装置側に冷却装置内の低酸素ガスが漏れだす恐れが無い。【解決手段】 冷却装置の入口部10及び出口部11には内外雰囲気を遮断するシール手段30、34が設けられているが、該シール手段30、34は先方に送られる熱分解残留物b自体を外部空気から隔離遮断するための遮断部材として利用したマテリアルシール31、35構造の送出装置32、36により形成されている。即ちシール手段30、34によるマテリアルシール31、35状態を保持しつつ熱分解残留物bを先方に送るようになっている。そして、この送出装置32はスクリュウコンベアにより形成されている。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱して熱分解し、乾留ガスと主として不揮発性成分から成る熱分解残留物とを生成する熱分解反応器と、前記乾留ガスと熱分解残留物とを分離して排出する排出装置と、該排出装置から排出される熱分解残留物を低酸素雰囲気で冷却する冷却装置と、該冷却装置で冷却された熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、前記排出装置からの乾留ガスと前記分離装置からの燃焼性成分を取り込んで、該乾留ガスと燃焼性成分を燃焼させる燃焼器と、を備えた冷却装置を有する廃棄物処理装置において、前記冷却装置は熱分解残留物の入口及び出口に内外雰囲気を遮断するシール手段が設けられ、該シール手段は先方に送られる熱分解残留物自体を前記遮断部材とするマテリアルシール構造の送出装置より成ることを特徴とする冷却装置を有する廃棄物処理装置。
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特公平6-056253
  • 特公平6-056253
  • 飛灰の処理設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-291876   出願人:日立造船株式会社
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