特許
J-GLOBAL ID:200903031990458900

インサート成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-038008
公開番号(公開出願番号):特開2003-236876
出願日: 2002年02月15日
公開日(公表日): 2003年08月26日
要約:
【要約】【課題】 予め穴を形成した金属板をインサート部材としてその表面側の樹脂層と裏面側のかしめ部を一体成形して金属板と締結した場合に、熱膨張によるかしめ部での締結力の低下を防ぐ。【解決手段】 金属板12の穴13の開口周縁部に予め段差をもってフランジ部16を形成する。型締め状態では、位置決めピン29と押圧ピン30とで金属板12を加圧拘束しながらフランジ部16を弾性変形させ、そのままの状態で射出成形を行う。成形された樹脂成形品11単独の状態では、フランジ部16はその弾性変形による復元力でかしめ部15に常時押し付けられて締結している。これにより、熱膨張等によりフランジ部16とかしめ部15との間に隙間が生じて締結力が低下するのを防ぐ。
請求項(抜粋):
金属板をインサート部材としてその金属板が埋設,一体化された樹脂成形品を射出成形するにあたり、金属板に予め形成された穴の裏面側に金属板の表面側の樹脂層とともにその穴径よりも大径のかしめ部を一体成形することにより金属板と樹脂層との抜け止めを施すようにしたインサート成形方法であって、上記金属板の穴の開口周縁部に弾性変形可能なフランジ部を予め形成するとともに、金型側には型締め状態でそのフランジ部を弾性変形させる押圧部材を設け、上記フランジ部を弾性変形させた状態でかしめ部を樹脂層とともに一体成形することを特徴とするインサート成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26 ,  B29K105:22
FI (3件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26 ,  B29K105:22
Fターム (14件):
4F202AD03 ,  4F202AD25 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CB12 ,  4F202CQ05 ,  4F206AD03 ,  4F206AD25 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JF05 ,  4F206JF46 ,  4F206JM04 ,  4F206JQ81
引用特許:
出願人引用 (4件)
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