特許
J-GLOBAL ID:200903032015904415

スクロール型流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 考晴 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-273356
公開番号(公開出願番号):特開2001-090679
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 耐久性を向上させ、騒音、振動の発生を防止することのできるスクロール型流体機械を提供すること。旋回スクロールの旋回半径を可変にし、流体漏れを効果的に防止し、さらに、自転防止機構の長寿命化および設計変更への対応を容易にすること。【解決手段】 旋回ピン31の基端部または先端部、ハウジングピン32の基端部または先端部のうち、少なくともいずれか一つには、前記旋回ピン31またはハウジングピン32の端面と側面とを滑らかにつなげる面取り部31a、31bが形成されている。自転防止機構は、旋回スクロール端板15aの端面から突出する旋回ピン31と、ハウジング11から前記端面側に突出するハウジングピン32と、これら旋回ピン31およびハウジングピン32を摺動接触部にて摺動させながら半径方向の変位を許容しつつ最大変位を規制する突起拘束部材33とを備える。
請求項(抜粋):
端板の一端面に渦巻状ラップが立設された固定スクロールおよび旋回スクロールを相互に偏心させ、かつ位相をずらせて噛み合わせてハウジング内に配設し、該ハウジングに固定された前記固定スクロールに対して前記旋回スクロールを公転旋回運動させるスクロール型流体機械であって、前記旋回スクロール端板の他端面に設けられた旋回側嵌合穴と、該旋回側嵌合穴に一端が嵌合されるとともに他端が該旋回側嵌合穴から突出して設けられた旋回側突起と、前記ハウジングに設けられたハウジング側嵌合穴と、該ハウジング側嵌合穴に一端が嵌合されるとともに他端が前記旋回スクロール端板の他端面側に突出して設けられた固定側突起と、これら旋回側突起および固定側突起が摺動する摺動接触部により、前記各突起間距離の変動を許容しつつ最大離間距離を規制する突起拘束部材とを備え、前記旋回側突起の基端部または先端部、前記固定側突起の基端部または先端部のうち、少なくともいずれか一つには、前記旋回側突起または固定側突起の端面と側面とを滑らかにつなげる面取り部が形成されていることを特徴とするスクロール型流体機械。
Fターム (9件):
3H039AA02 ,  3H039AA12 ,  3H039BB02 ,  3H039BB04 ,  3H039BB05 ,  3H039BB15 ,  3H039CC02 ,  3H039CC08 ,  3H039CC17
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-144894   出願人:株式会社デンソー, 株式会社豊田自動織機製作所

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