特許
J-GLOBAL ID:200903032117021275

ポンプの脈動抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-072322
公開番号(公開出願番号):特開平11-270459
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 隔膜の伸長量を変形や損傷のない安全な範囲に止めて長期間使用に際しても、所定の脈動抑制機能を確保できるとともに、移送液の外部漏洩といった重大な事態を回避できるようにする。【解決手段】 移送液Qが一時的に貯溜される液室3と気室4とを伸縮変形自在なベローズ5を介して隔離してなる装置本体1に、液室3の容量の増減に対応するベローズ5の変位に連動してその軸線方向に往復移動する軸状操作杆11を介して気室4に対して給排気作用を司る給排気用切換弁機構7を設けるとともに、ベローズ5が所定値にまで伸長したとき、その閉鎖端面5bに平行に接触してベローズ5のそれ以上の伸長を制限する伸長制限機構19を気室4内に設置している。
請求項(抜粋):
密封容器状の装置本体内に往復動ポンプによる移送液を一時貯溜可能な液室とこの液室に対して伸縮変形自在な隔膜を介して隔離されて脈動抑制用の気体が封入される気室とを設け、上記液室の容量変化により上記移送液の吐出圧による脈動を吸収させるように構成しているとともに、上記気室内に挿入され上記隔膜の閉鎖端面側の変位に連動してその軸線方向に往復動作する軸状操作杆を介して上記気室に通じる給排気通路を給気口に連通させる状態と排気口に連通させる状態とに自動切換え可能な弁体を有する給排気用切換弁機構を設けてなるポンプの脈動抑制装置において、上記隔膜が所定値にまで伸長したとき、この隔膜の閉鎖端面に平行に接触して該隔膜のそれ以上の伸長を制限する伸長制限機構を上記気室内に設置していることを特徴とするポンプの脈動抑制装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ポンプの脈動幅抑制装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-307517   出願人:日本ピラー工業株式会社
  • 特開昭61-210277
  • 特開平3-185282

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