特許
J-GLOBAL ID:200903032134621456
熱転写受像シートの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山下 昭彦
, 岸本 達人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-355134
公開番号(公開出願番号):特開2008-162155
出願日: 2006年12月28日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】本発明は、スライドコート法により複数の塗工液を基材シートに塗布する際に、乱流の発生を抑制し、層流状態のまま塗布することができる熱転写受像シートの製造方法を提供することを主目的とするものである。【解決手段】本発明は、基材シート上に、上記基材シートとの密着性を向上させる下引き層、断熱性を付与する多孔質層、および受容層を形成するために設けられるプライマー層をこの順に、スライドコート法により同時に形成する同時重層形成工程と、上記同時重層形成工程の後に、溶剤系の受容層形成用塗工液を用いて、上記プライマー層の表面に受容層を形成する受容層形成工程とを有する熱転写受像シートの製造方法であって、上記下引き層を形成する水系の下引き層形成用塗工液、上記多孔質層を形成する水系の多孔質層形成用塗工液、および上記プライマー層を形成する水系のプライマー層形成用塗工液の粘度および表面張力を特定の範囲内とすることを特徴とする熱転写受像シートの製造方法を提供することにより、上記課題を解決する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基材シート上に、前記基材シートとの密着性を向上させる下引き層、断熱性を付与する多孔質層、および受容層を形成するために設けられるプライマー層をこの順に、スライドコート法により同時に形成する同時重層形成工程と、
前記同時重層形成工程の後に、溶剤系の受容層形成用塗工液を用いて、前記プライマー層の表面に受容層を形成する受容層形成工程とを有する熱転写受像シートの製造方法であって、
前記下引き層を形成する水系の下引き層形成用塗工液の粘度が、前記多孔質層を形成する水系の多孔質層形成用塗工液の粘度より5mPa・s〜10mPa・sの範囲内で低く、
前記水系の多孔質層形成用塗工液の粘度が、前記プライマー層を形成する水系のプライマー層形成用塗工液の粘度より5mPa・s〜10mPa・sの範囲内で低く、
前記水系の下引き層形成用塗工液の表面張力が、前記水系の多孔質層形成用塗工液の表面張力より5mN/m〜15mN/mの範囲内で高く、
前記水系の多孔質層形成用塗工液の表面張力が、前記水系のプライマー層形成用塗工液の表面張力より5mN/m〜15mN/mの範囲内で高いことを特徴とする熱転写受像シートの製造方法。
IPC (3件):
B41M 5/382
, B41M 5/50
, B41M 5/52
FI (1件):
Fターム (11件):
2H111AA01
, 2H111AA05
, 2H111AA27
, 2H111CA04
, 2H111CA13
, 2H111CA23
, 2H111CA25
, 2H111CA30
, 2H111CA31
, 2H111CA41
, 2H111DA02
引用特許:
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