特許
J-GLOBAL ID:200903032142981143

スパンナチュラル外観を呈する織編物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-306516
公開番号(公開出願番号):特開2000-136462
出願日: 1998年10月28日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 十分なドライ感を有し且つ自然なスパンナチュラル外観を呈する織編物の提供。【解決手段】 ポリエステルポリマーの溶融紡糸が終了するまでの任意の段階で、式(II)の(YはHまたはエステル形成性官能基、M1およびM2は金属、nは1または2)スルホン酸化合物を該ポリエステルを構成する二官能性カルボン酸成分に対して、0.3〜15モル%添加したポリマーをスリットにより互いに連結され、吐出断面積が異なり且つ吐出断面積の大きい方の吐出孔を中空フィラメント形成用の吐出孔とした、一対または複数対の吐出孔を穿設した紡出口金から特定の方法で紡糸し得られた中空のポリエステルマルチフィラメントを式(I)5500≦√(De)×T≦27000 (I)(Deはデニール)で表される撚数で撚糸する。
請求項(抜粋):
以下のポリマー要件(A)および紡糸条件(B)を同時に満足させて得られた中空のポリエステルマルチフィラメントを下記一般式(I)5500≦√(De)×T≦27000 (I)(式中、Deは該中空ポリエステルマルチフィラメントのヤーンのデニール)で表される撚数(回/米)で撚糸し、製編織した後、リラックス処理およびアルカリ減量処理を施すことによりフィラメント表面に微細孔を形成することを特徴とするスパンナチュラル外観を呈する織編物の製造方法。・ポリマー要件(A)ポリエステルポリマーの溶融紡糸が終了するまでの任意の段階で、下記一般式(II)【化1】(式中、Yは水素原子またはエステル形成性官能基、M1およびM2は金属、nは1または2を示す)で表されるスルホン酸化合物の少なくとも1種を該ポリエステルを構成する二官能性カルボン酸成分に対して、0.3〜15モル%添加したもの。・紡糸要件(B)スリットにより互いに連結され、吐出断面積が異なり且つ吐出断面積の大きい方の吐出孔を中空フィラメント形成用の吐出孔とした、一対または複数対の吐出孔を穿設した紡出口金から流速差を有する一対または複数対のポリマー流として吐出し、紡糸口金直下で該吐出断面積が大なる吐出孔から吐出した低速ポリマー流に、他方の吐出面積が小なる吐出孔から吐出した高速ポリマー流を衝突、バウンドさせつつ接触せしめ、ついで冷却固化させる。
IPC (5件):
D03D 15/00 ,  D01F 6/84 305 ,  D06M 11/38 ,  D01D 5/08 ,  D02J 3/18
FI (5件):
D03D 15/00 A ,  D01F 6/84 305 C ,  D01D 5/08 G ,  D02J 3/18 ,  D06M 5/02 B
Fターム (46件):
4L031AA18 ,  4L031AB04 ,  4L031AB24 ,  4L031AB32 ,  4L031AB33 ,  4L031BA11 ,  4L031BA33 ,  4L031CA01 ,  4L031CA07 ,  4L031CA17 ,  4L031DA01 ,  4L031DA04 ,  4L035AA09 ,  4L035BB31 ,  4L035BB40 ,  4L035BB56 ,  4L035BB91 ,  4L035DD03 ,  4L035DD12 ,  4L035HH10 ,  4L036MA05 ,  4L036MA19 ,  4L036MA33 ,  4L036PA19 ,  4L036PA21 ,  4L045AA05 ,  4L045AA20 ,  4L045BA03 ,  4L045BA16 ,  4L045BA24 ,  4L045BA60 ,  4L045CB12 ,  4L045DA44 ,  4L045DA60 ,  4L048AA20 ,  4L048AA34 ,  4L048AA39 ,  4L048AA40 ,  4L048AB07 ,  4L048AB14 ,  4L048BA01 ,  4L048CA13 ,  4L048CA16 ,  4L048DA01 ,  4L048EB04 ,  4L048EB05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-006344
  • ポリエステル複合糸条
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-323561   出願人:東洋紡績株式会社
  • 特開昭61-006344

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