特許
J-GLOBAL ID:200903032165392200

溶接熱影響部靭性の優れた鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148483
公開番号(公開出願番号):特開平9-310147
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 広範な溶接条件および母材材質において良好なHAZ靭性を有する溶接熱影響部靭性の優れた鋼板を提供する。【解決手段】 TiとMgを溶鋼に複合添加することにより、鋼板中に0.05〜0.5μmのTi-Mg系酸化物を5000個/mm2以上分散させて加熱γを細粒化しGBFおよびFSPの微細化をはかり、同時に、0.5〜5μmのTi-Mg系酸化物を30個/mm2以上分散させて細粒なγにおいても高いIGF分率を達成した、ことを特徴とする溶接熱影響部靭性の優れた鋼板。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.02〜0.20%、Si :0.4%以下、Mn :0.5〜2.0%、P :0.015%以下、S :0.006%以下、Al :0.03%以下、Ti :0.005〜0.03%、Mg :0.0005〜0.005%、O :0.002〜0.006%、を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼板中に、0.5μm以上5μm以下の大きさでTiとMgの含有量の和が15重量%以上である酸化物が30個/mm2以上存在し、同時に0.05μm以上0.5μm未満の大きさの酸化物が5000個/mm2以上存在することを特徴とする溶接熱影響部靭性の優れた鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る