特許
J-GLOBAL ID:200903032240170285

ジオレフィンのヒドロシアノ化及び非共役2-アルキル-3-モノアルケンニトリルの異性化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-522902
公開番号(公開出願番号):特表平10-512879
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】非共役非環式ニトリルを製造するためのジオレフィン化合物のヒドロシアノ化において有用な改良された液相方法、及び該ニトリルの3-及び/又は4-モノアルケン線状ニトリルへの異性化の液相方法。この改良は、ゼロ価ニッケルと多座ホスファイト配位子の存在下に該方法を行うことを含む。本発明は、ホスホロクロリダイトを製造する新規な方法も提供する。
請求項(抜粋):
非環式脂肪族ジオレフィン化合物をHCN源と反応させることを含むジオレフィン化合物の液相ヒドロシアノ化及び得られる非共役2-アルキル-3-モノアルケンニトリルのその後の異性化のための改良された方法であって、ゼロ価ニッケルと、下記する式I,II,III,IV,V,VI,VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIII、XIV及びXV: 式中、 各R1は、独立に、12個までの炭素原子の分岐鎖又は直鎖アルキル、又はOR4、式中R4はC1-C12アルキルである、であり; 各R5は、独立に、12個までの炭素原子を有する第三級の置換された炭化水素である; 式中、 各R6及びR7は、独立に、12個までの炭素原子を有する第三級の置換された炭化水素であり、そして、 各R8は、独立に、H又は12個までの炭素原子の分岐鎖又は直鎖アルキル、又はOR4、式中R4はC1-C12アルキルである、である; 式中、 各R9は、独立に、H又は12個までの炭素原子の分岐鎖又は直鎖アルキル、又はOR4、式中R4はC1-C12アルキルである、であり;そして、 各R10は、独立に、12個までの炭素原子を有する第三級の置換された炭化水素である; 式中、 各R14は、独立に、12個までの炭素原子を有する第三級の置換された炭化水素、又はSi(R11)3、式中R11は独立に12個までの炭素原子の分岐鎖又は直鎖アルキル又はフェニルである、又はCO2R3′′、式中R3′′は6個までの炭素原を有する第二級アルキルである、である; 式中、 R12は、H又は12個までの炭素原子の分岐鎖又は直鎖アルキルであり、そして、 各R13は、独立に、12個までの炭素原子の分岐鎖又は直鎖アルキルである;式VI乃至XVにおいて、 各R1は、独立に、H、ハロゲン、C1-C12アルキル、又はOR3、式中R3はC1-C12アルキルである、であり; 各R2は、独立に、3〜12個の炭素原子を有する第二級又は第三級ヒドロカルビル、又はOR4′′、式中R4′′はC1-C6アルキル又はベンジルである、又はフェニル環に結合した5員環を形成している式 式中RWはH又はCH3であり、そしてZは-O-又は-CH2-である、の環式基であり; 各R2′は、独立に、Hであるか、又は酸素に対してメタ位置又はパラ位置における1〜12個の炭素原子を有する第一級、第二級又は第三級ヒドロカルビル、又はCN、CO2R4′′又はOR4′′、式中R4′′はフェノキシ環の酸素に対してメタ位置又はパラ位置にあるC1-C6アルキルである、であり; 各R5′は、独立に、H又は1〜3個の炭素原子を有する第一級又は第二級ヒドロカルビルであり;式VI及びIXでは、R5′はOR4′′、式中R4′′はC1-C6アルキルである、であることもでき;式X及びXIでは、R5′はCO2R4′′、式中R4′′はC1-C6アルキルである、であることもでき;そして、 各Xは、独立に、O又はCH(R4′)、式中R4′はH、置換されたフェニル、又はC1-C12アルキルである、である;により表された化合物から成る群より選ばれる少なくとも一種の多座ホスファイト配位子とを含んで成る触媒前駆体組成物の存在下に、前記ヒドロシアノ化及びその後の異性化を行うこと、及び該反応を行って3-及び/又は4-モノアルケン線状ニトリルを製造することを特徴とする改良された方法。
IPC (5件):
C07C255/07 ,  B01J 31/24 ,  C07C253/10 ,  C07F 9/6574 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C255/07 ,  B01J 31/24 X ,  C07C253/10 ,  C07F 9/6574 Z ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (6件)
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引用文献:
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