特許
J-GLOBAL ID:200903032258759014

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-102635
公開番号(公開出願番号):特開2000-289571
出願日: 1999年04月09日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 ロック強度を確保しつつ軽量化を図ることができるウエビング巻取装置を得る。【解決手段】 ベースロック24の保持部24Cに形成された収容部40には、車両急減速時に内歯ラチェット38と噛み合う単一のロックプレート42が保持されている。車両急減速時になると、Vギヤ46のガイド孔50にガイドされてロックプレート42が略半径方向外側へ移動され、内歯ラチェット38と係合する。また、その際の反力を利用してベースロック24の保持部24Cの反対側が内歯ラチェット38に圧接され、自ら塑性変形して係合される。よって、半径方向に対向する二箇所で内歯ラチェット38とのロック状態が得られ、しかも使用するロックプレート42は一枚とされているので、ロック強度を確保しつつ軽量化を図ることができる。
請求項(抜粋):
車体側に支持されたフレームと、このフレームに回転可能に支持され、乗員拘束用のウエビングを付勢力で層状に巻取る巻取軸と、車両急減速時に巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止するロック手段と、を備えたウエビング巻取装置であって、前記ロック手段は、巻取軸に対して同軸上に配置されると共に巻取軸に追従回転し、車両急減速時にウエビング引出方向回転が阻止される第1ロック部と、巻取軸に対して同軸上に配置されると共に巻取軸と一体回転し、第1ロック部のウエビング引出方向回転が阻止された場合に当該第1ロック部との間に相対回転を生じる塑性変形可能な第2ロック部と、この第2ロック部に略径方向移動可能に保持されると共に第1ロック部と第2ロック部との間に相対回転が生じた場合に略径方向外側へ移動し、高強度のロック歯を備えた単一部品からなる第3ロック部と、フレームに設けられ、第3ロック部が略径方向外側へ移動した場合に第3ロック部のロック歯と係合される高強度のロック歯を備えた第4ロック部と、この第4ロック部のロック歯に第3ロック部のロック歯が係合された際に、当該係合時の反力を利用して第2ロック部の所定部位を係合位置と反対方向へ変位させ、当該所定部位を塑性変形させながら第4ロック部へ直接的に係合させる案内部と、を含んで構成されている、ことを特徴とするウエビング巻取装置。
Fターム (7件):
3D018DA07 ,  3D018HB03 ,  3D018HC04 ,  3D018HD02 ,  3D018HE01 ,  3D018HE02 ,  3D018MA01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-283150
  • 安全ベルト用のベルトリトラクタ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-504804   出願人:ティーアールダブリュオキュパントリストレイントシステムズゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング

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