特許
J-GLOBAL ID:200903032299739214

核磁気共鳴法を用いて膜の透過特性を測定する測定装置および測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 速水 進治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-239218
公開番号(公開出願番号):特開2007-051990
出願日: 2005年08月19日
公開日(公表日): 2007年03月01日
要約:
【課題】 信頼性の高い、膜のプロトン性溶媒の透過特性を算出することができる測定装置および測定方法を提供する。【解決手段】 測定装置1は、固体高分子電解質膜115に対して静磁場を印加する静磁場印加部(磁石113)、固体高分子電解質膜115に対して励起用振動磁場を印加するとともに、励起用振動磁場に対応するNMR信号を取得する、固体高分子電解質膜115よりも小さい小型RFコイル114、小型RFコイル114で取得した核磁気共鳴信号に基づいて、メタノールのみを示す化学シフト値のスペクトルを取得し、このスペクトルの強度に基づいて、固体高分子電解質膜115中の特定箇所のメタノールの透過特性を算出する透過特性演算部132を有する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
2種類以上のプロトン性溶媒を含む膜中の特定箇所における、少なくとも一のプロトン性溶媒の透過特性を測定する測定装置であって、 前記膜に対して静磁場を印加する静磁場印加部と、 前記膜に対して励起用振動磁場を印加するとともに、前記膜中の特定箇所で発生した核磁気共鳴信号を取得する、前記膜よりも小さい小型RFコイルと、 前記小型RFコイルで取得した前記核磁気共鳴信号に基づいて、前記一のプロトン性溶媒のみを示す化学シフト値のスペクトルを取得し、前記スペクトルの強度に基づいて、前記膜中の特定箇所における前記一のプロトン性溶媒量の比率、および、前記膜中の特定箇所における前記一のプロトン性溶媒量のうち、少なくとも一方を算出する透過特性演算部と、 前記透過特性演算部で算出した値を前記透過特性として出力する出力部と、 を有することを特徴とする測定装置。
IPC (5件):
G01N 24/00 ,  G01R 33/341 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (5件):
G01N24/00 D ,  G01N24/04 520B ,  H01M8/04 Z ,  H01M8/02 P ,  H01M8/10
Fターム (4件):
5H026AA08 ,  5H026HH05 ,  5H027AA08 ,  5H027KK00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 燃料電池システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-156050   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (3件)
引用文献:
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