特許
J-GLOBAL ID:200903032306154634

方向性平滑化演算を用いた画像のモザイク解除方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-132821
公開番号(公開出願番号):特開2000-341707
出願日: 2000年05月01日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】センサが重なっていない画素アレイからのデータを、完全に抽出されたデジタル画像に変換する画像処理を改良し.、アーティファクトのない変換、対象物同士の境界付近、テクスチャ領域内での解像度の向上を図る。【解決手段】原画像を補間して欠如した画素強度に始点値を与えるステップ(31)と、画像を輝度帯域Yと2つのクロミナンス帯域I、Qに分け、輝度帯域に対して、周知の任意の方向性平滑化を用いることで方向性の平滑化を行い、クロミナンス帯域を、ガウス核によるコンボルーションにより等方的に平滑化させるステップ(38)と、この結果得られた値を、RGB表現に再び変換するステップ(39)と、各帯域において実際に測定されたこれらの位置における画素値を、その元の値にリセットさせるステップ(36)と、この結果得られた画像が収束するまで、反復させるステップ(37)と、を含む方法を提供する。
請求項(抜粋):
第1の二次元アレイのベクトルを含むフルカラー画像を生成するためのデータ処理システムの演算方法であって、前記第1の二次元アレイのベクトルにおけるそれぞれのベクトルは、第1の強度値、第2の強度値、および第3の強度値を含み、それぞれの強度値は、前記第1の二次元アレイにおける前記ベクトルの位置により決定される、前記フルカラー画像内の位置における対応スペクトル帯域での前記フルカラー画像の画素の強度をそれぞれ示し、前記方法は、二次元アレイのスカラー量から前記第1の二次元アレイのベクトルを生成し、前記二次元アレイのスカラー量におけるそれぞれのスカラー量は、前記第1の二次元アレイのベクトル中の前記ベクトルのひとつに対応し、前記スカラー量は、前記二次元アレイのベクトル中の対応位置における前記第1、第2または第3の強度値のうちの1つを決定し、前記方法は、残っている前記第1、第2および第3の強度値を決定し、(a) 前記スカラー量の1つにより決定されない、前記第1の二次元アレイのベクトルにおける前記ベクトルの前記成分のそれぞれにある値を割り当てるステップと、(b) 輝度画像ならびに第1および第2のクロミナンス画像を前記第1の二次元アレイのベクトルから生成するステップと、ここで、輝度画像の各画素は、第1の二次元アレイにおける対応画素からの光の強度により決定され、前記第1および第2のクロミナンス画像の各画素は、前記第1の二次元アレイにおける前記画素の色を表し、(c) 前記第1および第2のクロミナンス画像を等方性ローパス空間フィルタによりフィルタリングして、第1および第2のフィルタリング済みクロミナンス画像を生成するステップと、(d) 第2の二次元アレイのベクトルを、前記輝度画像ならびに前記第1および第2のフィルタリング済みクロミナンス画像から生成するステップと、ここで、前記第2の二次元アレイにおける各ベクトルは、第1、第2および第3の強度値を含み、各強度値は、前記第1の二次元アレイにおける前記ベクトルの位置により決定される、前記フルカラー画像内の位置における対応スペクトル帯域での前記フルカラー画像の画素の強度を表し、(e) 前記第2の二次元アレイにおける各ベクトルの成分を、前記二次元アレイのスカラー量における前記スカラー値に設定するステップと、(f) 前記第1の二次元アレイのベクトルを前記第2の二次元アレイのベクトルと交換するステップと、(g) 上記ステップ(b)乃至(f)を繰り返すステップと、を含む前記データ処理システムの演算方法。
IPC (3件):
H04N 9/07 ,  G06T 5/20 ,  H04N 1/409
FI (4件):
H04N 9/07 C ,  H04N 9/07 A ,  G06T 5/20 C ,  H04N 1/40 101 C
引用特許:
出願人引用 (2件)

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