特許
J-GLOBAL ID:200903032323526456

LNG気化器用伝熱管とそれを用いたLNG気化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-265667
公開番号(公開出願番号):特開2007-078049
出願日: 2005年09月13日
公開日(公表日): 2007年03月29日
要約:
【課題】 冷却負荷が大きいために表面に酸化皮膜が形成されにくいパネル下部側や下部ヘッダーに配置しても、Al合金伝熱管表面の腐食損傷防止効果および耐エロージョン特性に優れたLNG気化器用伝熱管とその気化器を提供することである。【解決手段】 内部にLNGが流通し、外表面に海水が供給され、この海水と前記LNGとが熱交換してLNGを気化させる、Al合金の防食皮膜が形成されたLNG気化器用伝熱管3aで、前記防食皮膜として、Znおよび/またはMnそれぞれ0.3〜3.0質量%の範囲で含有し、かつZn+Mnの含有量が0.3〜3.0質量%の範囲にあり、さらにMgを0.3〜5質量%の範囲で含有するAl合金皮膜を形成したのである。低温域で腐食損傷が発生しやすいパネルUの下部側の伝熱管外表面および下部ヘッダー2外表面に対しても、耐エロージョン特性に優れ、耐久性の良好な犠牲防食効果が得られる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内部にLNGが流通し、外表面に海水が供給され、この海水と前記LNGとが熱交換してLNGを気化させる、外表面に防食皮膜が形成されたAl合金からなるLNG気化器用伝熱管であって、前記防食皮膜が、Znおよび/またはMnと、Mgを含有するAl合金皮膜であり、このAl合金皮膜中の、Zn+Mnの含有量、もしくはZnまたはMnの含有量が、それぞれ0.3〜3.0質量%の範囲にあり、かつMgの含有量が0.3〜5.0質量%の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載のLNG気化器用伝熱管。
IPC (2件):
F17C 9/02 ,  F28F 19/06
FI (2件):
F17C9/02 ,  F28F19/06 B
Fターム (3件):
3E073DB06 ,  3E073DC12 ,  3E073DC33
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • LNG気化器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-339459   出願人:株式会社神戸製鋼所, 日本防蝕工業株式会社
  • 特開平1-114698号公報
  • 特公平7-1157号公報
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審査官引用 (4件)
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