特許
J-GLOBAL ID:200903032360188013

通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-107792
公開番号(公開出願番号):特開2003-304265
出願日: 2002年04月10日
公開日(公表日): 2003年10月24日
要約:
【要約】【課題】 2線式通信ラインの断線故障に対するフェイルセーフ性能を高める。【解決手段】 ECU1〜5がCANプロトコルに則って通信を行いつつ車両各部を制御する通信システムにおいて、ECU1〜5には、2線式通信ライン(CANバス)13の終端抵抗となり得る抵抗41と、オンにより抵抗41を通信ライン13に終端抵抗として接続させるスイッチ43とが備えられており、正常時には、両端のECU1,5の抵抗41が実際の終端抵抗となっている。そして、通信ライン13が断線して各ECU1〜5が通信異常を認識すると、ECU1はテスト信号を送信し、また、ECU2〜4は4→3→2の順にスイッチ43をオンし、何れかのECUがテスト信号を受信できた時点で、断線箇所が、そのときにスイッチ43をオンさせたECUのECU5側(右側)と特定され、以後は、その箇所よりECU1側のECU同士で正常時と同じ速度の通信が行われる。
請求項(抜粋):
両端に終端抵抗が接続される2線式通信ラインを介して複数の通信装置が通信を行う通信システムにおいて、前記2線式通信ラインに接続された前記複数の通信装置の全て或いはそれらのうちの一部には、前記終端抵抗となり得る予備の抵抗(以下、予備抵抗という)が設けられており、更に、当該通信システムは、前記2線式通信ラインに断線故障が発生した場合に、その2線式通信ラインの故障箇所を特定すると共に、その故障箇所の付近に配置された通信装置の前記予備抵抗を前記2線式通信ラインに終端抵抗として接続させることにより、その通信装置と該通信装置からみて前記故障箇所側とは反対側に配置されている他の通信装置とからなる一部の通信装置での通信を可能にする通信復旧手段を備えていること、を特徴とする通信システム。
IPC (3件):
H04L 12/40 ,  B60R 16/02 665 ,  H04L 29/14
FI (3件):
H04L 12/40 M ,  B60R 16/02 665 P ,  H04L 13/00 311
Fターム (9件):
5K032AA06 ,  5K032BA06 ,  5K032DA11 ,  5K032DB12 ,  5K032EA04 ,  5K035AA04 ,  5K035BB01 ,  5K035DD01 ,  5K035LL12
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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