特許
J-GLOBAL ID:200903032369785103

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-028545
公開番号(公開出願番号):特開2004-237841
出願日: 2003年02月05日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
【課題】プリテンショナ機構の作動終了後におけるトーションシャフトの引出方向への回転が開始されてから、プリテンショナ機構とトーションシャフトとの機械的連結を素早く解消できるウエビング巻取装置を得る。【解決手段】ピストン88が下降しようとするとピストン88のテーパ部94がストッパリング96のテーパ部98を押圧してストッパリング96を拡径し、ストッパリング96の外周部をシリンダ86の内周部に圧接させる。これにより、ピストン88の下降が規制される。さらに、この状態で、トーションシャフト44が引出方向に回転しようとすると、スリーブ48の小径筒部50と大径部56とを連結するピン60がせん断され、実質的にプリテンショナ78とトーションシャフト44とが切り離されるため、トーションシャフト44の捩じりにシリンダ86の内圧の影響を受けない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
長尺帯状のウエビングベルトの長手方向基端側が外周部に係止された略筒状のスプールを有し、前記スプールをその軸周り一方の巻取方向への回転させることで、前記スプールの外周部に前記ウエビングベルトをその基端側から巻き取らせ、前記ウエビングベルトをその先端側へ引っ張ることで前記巻取方向とは反対の引出方向へ前記スプールを回転させつつ前記ウエビングベルトを引き出すウエビング巻取装置であって、 前記スプールの内側で前記スプールに対して略同軸的に設けられると共に、軸方向一端が前記スプールに一体的に連結されたトーションシャフトと、 車両急減速状態で前記トーションシャフトの軸方向他端をロックするシャフトロック手段と、 車両急減速状態で内圧の変化に伴い摺動するピストンを収容したシリンダを有し、前記シリンダの内圧の上昇して摺動するピストンが、前記トーションシャフトの軸方向一端側に設けられた回転体を前記巻取方向に回転させるプリテンショナ機構と、 前記回転体を前記トーションシャフトの軸方向一端に連結して前記回転体の回転を前記トーションシャフトに伝達して前記トーションシャフトを巻取方向に回転させると共に、前記回転体に対する前記トーションシャフトの相対回転により変形若しくは破断して前記連結を解除する連結手段と、 前記ピストンの前記上昇終了後に前記回転体の前記引出方向への回転又は前記内圧上昇時の摺動方向とは反対方向への前記ピストンの摺動を規制して前記プリテンショナ機構をロックするプリテンショナロック手段と、を備えることを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (3件):
B60R22/40 ,  B60R22/46 ,  B60R22/48
FI (3件):
B60R22/40 ,  B60R22/46 ,  B60R22/48 C
Fターム (4件):
3D018HB07 ,  3D018HC01 ,  3D018HD01 ,  3D018MA02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • シートベルトリトラクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-337391   出願人:タカタ株式会社
  • シートベルト装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-351807   出願人:日本精工株式会社
  • シートベルト装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-014226   出願人:日本精工株式会社
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