特許
J-GLOBAL ID:200903032389466411

シリンダ形リニア同期モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-130051
公開番号(公開出願番号):特開平11-332211
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 固定子コアの磁極部に励磁巻線を巻回することなく磁極部を励磁できて、シリンダ形リニアステッピングモータよりも推力の大きいシリンダ形リニア同期モータを得る。【解決手段】 直動軸27に固定した磁石取付体29の磁石取付部30に円環状永久磁石31a〜31hを軸線方向に交互にN極とS極が並ぶように嵌合して可動子32を構成する。複数の固定子コア35をフレーム5の内壁部に可動子32の周方向に等しい間隔をあけて固定する。励磁巻線39a〜39eとして、それぞれ可動子32の周囲を周方向に囲むように巻線導体を環状に巻回して形成した環状巻線を用いる。励磁巻線39a〜39eの一部を複数の固定子コア35の軸線方向に隣接する2つの磁極部35c間にそれぞれ形成されたスロットにそれぞれ嵌合させる。
請求項(抜粋):
シリンダ形のフレームを有するケースの両端に取付けられた一対のリニア軸受と、前記一対のリニア軸受に直線往復運動可能に支持された直動軸、前記直動軸に固定されて前記フレーム内に配置され且つ前記直動軸の軸線方向に延びる磁石取付部を備えた透磁性材料からなる磁石取付体及び前記磁石取付体の前記磁石取付部に支持され且つ磁極面に交互にN極とS極とが現れるように軸線方向に並べれられた複数の永久磁石からなる1以上の永久磁石列を備えた可動子と、前記フレームの内周側に固定された基部及び前記直動軸の径方向において磁極面が前記1以上の永久磁石列と対向し且つ前記軸線方向に所定の間隔をあけて配置された複数の磁極部を有する1以上の固定子コア並びに前記1以上の固定子コアの前記複数の磁極部を励磁する複数の励磁巻線を備えた固定子とを具備し、前記複数の励磁巻線に流れる励磁電流の方向を変えて前記複数の磁極部の磁極面に現れる磁極の極性を変えることにより移動磁界を発生させて、前記1以上の永久磁石列と前記複数の磁極部との間に前記直動軸を前記軸線方向に変位させる推力を発生するように構成されたシリンダ形リニア同期モータであって、前記固定子の前記複数の励磁巻線はそれぞれ前記可動子の周囲を周方向に囲むように巻線導体が環状に巻回されて構成されており、前記1以上の固定子コアの前記軸線方向に隣接する2つの前記磁極部間に形成されたスロットに対応する1つの前記励磁巻線の一部が嵌合されていることを特徴とするシリンダ形リニア同期モータ。
IPC (3件):
H02K 41/03 ,  H02K 21/12 ,  H02K 41/02
FI (3件):
H02K 41/03 A ,  H02K 21/12 M ,  H02K 41/02 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-262650
  • リニアモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-163966   出願人:日本オーチス・エレベータ株式会社, 株式会社明電舎
  • 特開昭62-262650
全件表示

前のページに戻る