特許
J-GLOBAL ID:200903032410665411

液晶表示装置、およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大前 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-313044
公開番号(公開出願番号):特開平11-142854
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】ラビング処理やフォトリソグラフィプロセスを省略しかつ歩留まりを大幅に向上させると共に、広視野角の、ホメオトロピック配向モード液晶表示装置およびその製造方法を提供する。【解決手段】配向膜5・6は、領域5a・b、領域6a・bに、それぞれ少なくとも照射方向または偏光方向が互いに異なる紫外線を照射することにより、上記配向膜5・6近傍の液晶分子を、下基板2の法線に対して互いに異なる方向に所定の傾斜角だけ傾斜させるように配向処理される。これにより、ラビング処理やフォトリソグラフィプロセスを行うことなく配向分割でき、広視野角のホメオトロピック配向モード液晶表示装置が得られると共に、製造工程を簡略化でき、かつ歩留まりを向上させることができる。
請求項(抜粋):
それぞれ表示電極と配向膜とを備え、対向して配置された一対の基板の間に、誘電率異方性が負の液晶分子を含む液晶層が設けられると共に、上記配向膜近傍の液晶分子が、ほぼ上記基板の法線方向に配向した液晶表示装置の製造方法であって、上記各基板上に、上記表示電極をそれぞれ形成する表示電極形成工程と、上記各表示電極上に、上記配向膜をそれぞれ形成する配向膜形成工程と、上記各配向膜における、各画素に対応する領域が複数の領域に分割された各領域に、それぞれ少なくとも照射方向または偏光方向が互いに異なる紫外線を照射することにより、配向膜における上記各領域近傍の液晶分子が、それぞれ基板の法線に対して互いに異なる方向に所定の傾斜角だけ傾斜した配向をするように配向処理する配向処理工程と、上記一対の基板を、上記配向処理のなされた配向膜が対向し、かつ所定の間隙を有するように貼り合わせる組立工程と、上記間隙に、上記液晶分子を含む液晶材料を注入して液晶層を形成する液晶注入工程とを含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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