特許
J-GLOBAL ID:200903032427775725

燃料電池の加熱機能を有するヒートポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-421339
公開番号(公開出願番号):特開2005-178524
出願日: 2003年12月18日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 燃料電池内の残留水分をパージする時に冷媒の熱を利用して燃料電池を加熱する機能を有するヒートポンプ装置において、外気温が低い場合の燃料電池の加熱能力低下を防止できる燃料電池の加熱機能を有するヒートポンプ装置の提供を目的とする【解決手段】 燃料電池12を停止する時にセル内の残留水分を少なくするパージ動作をするようにし、このパージ時に燃料電池温度センサ9rが所定温度T1以下を検知した場合には以下の作動をする。冷媒循環経路37に配置された圧縮機17を駆動し、圧縮機17で高温高圧となった冷媒に水交換熱交換器24で冷却水に放熱させ、その後減圧器23で冷媒を低温低圧として室内熱交換器19で室内へ流れる空気から吸熱させる。この時、内外気切替ドア28が室内の空気をケース26内に導入し、室内熱交換器19に室内の空気から吸熱させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
車両用の燃料電池(12)の温度を検出する温度検出手段(9g、9r)と、 前記燃料電池(12)を冷却する冷却水の循環経路(15a、15b)と、 ヒートポンプサイクルの冷媒を圧縮する圧縮機(17)と、 前記圧縮機(17)の冷媒吐出側部位に配置され、冷媒が前記冷却水を加熱する水冷媒熱交換器(24)と、 前記ヒートポンプサイクルの低圧側回路に配置され、車室内の空気から冷媒が吸熱して蒸発する室内熱交換器(19)とを備え、 前記燃料電池(12)は、車両停止動作に伴って内部の水分を除去するパージ運転を行うようになっており、 さらに、前記パージ運転時に前記温度検出手段(9g、9r)が所定温度(T1)以下を検出した場合には、前記圧縮機(17)を駆動するようになっていることを特徴とする燃料電池の加熱機能を有するヒートポンプ装置。
IPC (6件):
B60H1/22 ,  B60K8/00 ,  F25B1/00 ,  F25B6/04 ,  H01M8/00 ,  H01M8/04
FI (8件):
B60H1/22 651A ,  F25B1/00 395Z ,  F25B6/04 C ,  H01M8/00 Z ,  H01M8/04 N ,  H01M8/04 T ,  H01M8/04 Y ,  B60K8/00
Fターム (6件):
5H027AA02 ,  5H027CC13 ,  5H027DD00 ,  5H027KK46 ,  5H027MM01 ,  5H027MM16
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 燃料電池システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-035935   出願人:株式会社デンソー
  • ヒートポンプサイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-120160   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー

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