特許
J-GLOBAL ID:200903032432854781

多本針二重環縫いミシン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-100688
公開番号(公開出願番号):特開平7-275546
出願日: 1994年04月13日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 針棒下端に左右に並列して取り付けた複数本の針と、右側から針に向かって進退するルーパとを有するとともに、針糸およびルーパー糸のための糸調子切り換え装置を備えた二重環縫いミシンにおいて、上飾り糸を用いない場合にも空環を円滑に引き出し、右針糸が弛められたことによって揺動したり空環形成時に空環に右針糸によるループやたるみが生じるのを防ぐ。【構成】 針棒1の下端に固定され対向する両端部に一対の糸通し孔を設けたU字形ガイド15と、ミシン機枠に固定され上下方向に延びるカムを有する糸さばき24とを備え、そのカムの作用面25が上半部は前記糸通し孔間を横切る針棒運動方向に沿う直線部25aで形成されるとともに、中間部から下部に向かっては傾斜部25bで形成され、針棒とともにU字形ガイドが降下する時に、前記糸通し孔間に通される右針糸8を次第に大きく屈曲させるようにした。
請求項(抜粋):
針棒下端に左右に並列して取り付けた複数本の針と、右側から針に向かって進退するルーパーと、各針およびルーパーにそれぞれ通された左右の針糸およびルーパー糸に糸張力を与える複数の糸調子器と、それら糸調子器に対する糸張力切り換え装置とを備え、布地に上飾り糸のない二重環縫い目を形成し、縫い終わり端で糸張力切り換え装置により右針糸の糸張力を弛めるとともにルーパー糸の糸張力を大きくして空環を形成するようにした二重環縫いミシンにおいて、針棒の針取り付け部の近傍に固定され対向する両端部に一対の糸通し孔を設けたU字形ガイドと、ミシン機枠に固定され上下方向に延びるカムを有する糸さばきとを備え、そのカムの作用面が上部においてほぼ前記一対の糸通し孔間を横切る針棒運動方向直線状に形成されるとともに、中間部から下部に向かって傾斜曲線状に形成され、針棒の降下に従ってU字形ガイドが降下する時に、前記糸通し孔間に通される右針糸を次第に大きく屈曲させるようにしたことを特徴とする多本針二重環縫いミシン。
IPC (2件):
D05B 49/00 ,  D05B 1/10
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 二本針三本糸のミシンによる空環引出方法及び装置並び に空環
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-110192   出願人:ペガサスミシン製造株式会社
  • 特開平4-053584
  • 特開平1-308591
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