特許
J-GLOBAL ID:200903032484582062

能動型液封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 蔦田 璋子 ,  蔦田 正人 ,  中村 哲士 ,  富田 克幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-174802
公開番号(公開出願番号):特開2005-155900
出願日: 2004年06月11日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】構造の簡素化を図ることができて、しかも出力を大きくでき、かつ部品数を少なくして小型化にも寄与できる能動型液封入式防振装置を提供する。【解決手段】第1取付具1と第2取付具2を防振基体3を介して連結し、第2取付具2に第1液室4を形成するゴム壁5を設け、ダイヤフラム7が室壁の一部をなす第2液室4を形成し、第1液室4と第2液室6をオリフィス7により連通し、ゴム壁5に上方から連結した軸部材27を固定子28に関して軸方向に往復動可能な可動子30の一部として構成した鉄心可動形のアクチュエータ9を設け、固定子28のコイル33を励磁して、軸部材27を往動行程と復動行程とのいずれの行程も駆動してゴム壁5を加振し第1液室4の圧力を制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
装置軸心部に配された第1取付具とその外方に配された筒状の第2取付具とが、ゴム状弾性材よりなる防振基体を介して連結され、前記第2取付具内において前記防振基体及び第1取付具の上方に対向してゴム壁が設けられ、前記防振基体と前記ゴム壁との間に第1液室が形成され、この第1液室とは別にダイヤフラムが室壁の一部をなす第2液室が設けられ、前記第1液室と第2液室とがオリフィスにより連通せしめられてなり、前記第1液室の室壁の一部をなす前記ゴム壁に上方から加振手段が連結され、該加振手段により前記ゴム壁を加振して前記第1液室の圧力を制御するように構成された能動型液封入式防振装置であって、 前記ゴム壁の外周部に加硫接着されたオリフィス形成部材を有し、該オリフィス形成部材が前記第2取付具の内周に嵌着固定されることにより前記オリフィスを形成し、また前記加振手段を保持するカップ状をなす保持部材が前記第2取付具の上部内周に上方より嵌着され、該保持部材の底部が前記オリフィス形成部材の内周部に有する上向きのゴム部よりなる環状突起に当接せしめられることにより、前記オリフィス形成部材より上方の前記第2取付具と前記環状壁及び前記保持部材との間が第2液室として形成され、さらに前記第2液室の外周壁を構成する前記第2取付具の一部分がダイヤフラムにより形成されてなり、 前記加振手段は、前記ゴム壁の中央部に連結された軸部材を有し、該軸部材がその外方に配した固定子に関して軸方向に往復動可能な可動子の少なくとも一部として構成された鉄心可動形のアクチュエータよりなり、前記固定子に備えるコイルが励磁されることにより、前記軸部材が往動行程及び復動行程の両方向に駆動されて前記ゴム壁を加振するように構成されてなることを特徴とする能動型液封入式防振装置。
IPC (4件):
F16F13/26 ,  B60K5/12 ,  F16F13/06 ,  F16F13/18
FI (7件):
F16F13/00 630C ,  B60K5/12 F ,  F16F13/00 620S ,  F16F13/00 620U ,  F16F13/00 620R ,  F16F13/00 620Q ,  F16F13/00 620Z
Fターム (9件):
3D035CA05 ,  3D035CA23 ,  3D035CA31 ,  3J047AA03 ,  3J047CA06 ,  3J047CB04 ,  3J047CB10 ,  3J047FA02 ,  3J047GA03
引用特許:
出願人引用 (2件)

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