特許
J-GLOBAL ID:200903032505424365

サイクロトロン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白浜 吉治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-554083
公開番号(公開出願番号):特表2006-507633
出願日: 2003年11月14日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
この発明は、少なくとも1つのターゲット(200)に照射するための加速荷電粒子ビームを発生させることができるサイクロトロンに係わる。この発明のサイクロトロンは、少なくとも2つの磁極(1、1’)、即ち、サイクロトロンの中心軸(100)と直交する正中面(110)に関して対称に配置され、円運動する荷電粒子及び磁気回路を閉じるためのフラックスリターンを含むギャップ(120)で隔てられている上方磁極(1)及び下方磁極(1’)を備える電磁石;磁極(1、1’)間のギャップにほぼ一定の主誘導磁場を発生させる1対の主誘導コイル(5、5’)を含む。この発明は、電源(8)によって給電され、サイクロトロンの第1領域における誘導磁場の強さを増大させ、サイクロトロンの中心軸(100)を挟んで直径方向に第1領域と対向するサイクロトロンの第2領域における誘導磁場の強さを低下させるために主コイル(5、5’)によって生じる主誘導磁場の強さを調節することが可能な少なくとも1対のバッキングコイル(6、7)を含むビームのセンタリング手段を含むことを特徴とする。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのターゲット(200)に照射するための加速荷電粒子ビームを発生させることができるサイクロトロンであって、前記サイクロトロンが磁気回路を含み、前記磁気回路が基本的に: - 少なくとも2つの磁極(1、1’)、上方磁極(1)及び下方磁極(1’)を備え、前記磁極が、サイクロトロンの中心軸(100)と直交する正中面(110)に関して対称に配置され、円運動する荷電粒子及び前記磁気回路を閉じるためのフラックスリターンを含むギャップ(120)で隔てられている電磁石; - 前記磁極1及び1’間のギャップにほぼ一定の主誘導磁場を発生させる1対の主誘導コイル(5、5’) を含み、 電源(8)によって給電され、サイクロトロンの第1領域における誘導磁場の強さを増大させ、サイクロトロンの中心軸(100)に関して放射状に対向するサイクロトロンの第2領域における誘導磁場の強さを低下させるために前記主コイル(5、5’)によって生じる主誘導磁場の強さを調節することが可能な少なくとも1対のバッキングコイル(6、7)を含む前記ビームのセンタリング手段を含むことを特徴とする前記サイクロトロン。
IPC (2件):
H05H 13/00 ,  H05H 7/04
FI (2件):
H05H13/00 ,  H05H7/04
Fターム (9件):
2G085AA11 ,  2G085BA17 ,  2G085BC02 ,  2G085BC03 ,  2G085BC06 ,  2G085BC09 ,  2G085CA22 ,  2G085CA26 ,  2G085EA07
引用特許:
審査官引用 (3件)

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