特許

J-GLOBAL ID：200903032517735986

金属酸化物ナノポーラス材料からなるプロトン伝導体、同伝導体を用いた燃料電池の電解質又はプロトン伝導性デバイス及び同伝導体の製造方法

発明者： 周 豪慎 ,  山田 真路 ,  本間 格
出願人/特許権者： 独立行政法人産業技術総合研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-250107
公開番号（公開出願番号）：特開2007-066668
出願日： 2005年08月30日
公開日（公表日）： 2007年03月15日
要約：

【課題】金属酸化物ナノポーラス材料からなるプロトン伝導体として、(1)水の沸点以上(100〜160°)において安定かつ高いプロトン伝導度を得ること、(2)高加湿下(70〜100%相対湿度下)において安定かつ高いプロトン伝導度が得ること、(3)高加圧下(1気圧〜6気圧の水蒸気下)において安定かつ高いプロトン伝導度を得ることである。【解決手段】チタニア、酸化錫、酸化バナジウム、酸化タングステン及び酸化マンガンから選択した少なくとも1成分の金属酸化物ナノポーラス材料の細孔表面又は細孔構造中に五酸化二リン又はリン酸基を備えていることを特徴とする金属酸化物ナノポーラス材料からなるプロトン伝導体。【選択図】 図3

請求項（抜粋）：

チタニア、酸化錫、酸化バナジウム、酸化タングステン及び酸化マンガンから選択した少なくとも1成分の金属酸化物ナノポーラス材料の細孔表面又は細孔構造中に五酸化二リン又はリン酸基を備えていることを特徴とする金属酸化物ナノポーラス材料からなるプロトン伝導体。

IPC (3件)：

H01B 1/06 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10

FI (3件)：

H01B1/06 A ,  H01M8/02 M ,  H01M8/10

Fターム (7件)：

5G301CD01 ,  5H026AA02 ,  5H026AA06 ,  5H026BB03 ,  5H026EE12 ,  5H026HH04 ,  5H026HH08

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 出願番号2003-386694(H15/11/17)
  
• ナノサイズ微結晶酸化物-ガラス複合メソポーラス粉末又は薄膜、その製造法及び同粉末又は薄膜を用いる各種デバイス並びに二次電池及びリチウム貯蔵デバイス
  公報種別：再公表公報   出願番号：JP2004016981   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所

審査官引用 (2件)

• 電解質膜および該電解質膜を用いた燃料電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-072215   出願人：触媒化成工業株式会社
• リン含有金属酸化物及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-069548   出願人：株式会社豊田中央研究所