特許
J-GLOBAL ID:200903032543953363

複合化された高強度インプラント材料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216876
公開番号(公開出願番号):特開平9-234243
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【解決手段】 ?@ 生体内分解吸収性の結晶性熱可塑性ポリマー中に粒径が0.2〜50μmのバイオセラミックス粉体を分散させた複合材であって、該ポリマー結晶が加圧配向し、その結晶化度が10〜70%である加圧配向成形体の高強度インプラント材料。?A 結晶が複数の基準軸に平行配向する。?B 予め生体内分解吸収性の結晶性熱可塑性ポリマーとバイオセラミックス粉体とが分散した混合物を作り、溶融成形して予備成形体を造り、閉鎖成形型のキャビティ内に、冷間で圧入充填して配向成形体とする加圧配向による製法。【効果】 骨と同等以上の機械的強度を有し、剛性、靱性があり初期に破壊が起き難く、バイオセラミックスによる生体骨との結合、骨伝導、骨誘導、生体内での分解・吸収の性質が生かされて、硬組織が治癒するまでの期間は強度を維持するが、その後徐々に分解して吸収される理想的な生体材料である。
請求項(抜粋):
生体内分解吸収性である結晶性の熱可塑性ポリマーマトリックス中に粒子又は粒子の集合塊の大きさが0.2〜50μmのバイオセラミックス粉体の10〜60重量%を実質的に均一に分散させた成形体からなる複合材料であって、該マトリックスポリマーの結晶が加圧により配向し、且つその結晶化度が10〜70%である加圧配向成形体からなることを特徴とする、粒子及びマトリックスポリマー強化複合材料である高強度インプラント材料。
IPC (3件):
A61L 27/00 ,  A61B 17/58 ,  A61F 2/28
FI (3件):
A61L 27/00 F ,  A61B 17/58 ,  A61F 2/28
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-068155
  • 特開昭63-089166
  • 特表平1-501289
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