特許
J-GLOBAL ID:200903032549271965

神経変性疾患におけるタンパク質凝集に関する材料および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 津国 肇 ,  篠田 文雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-556766
公開番号(公開出願番号):特表2004-524831
出願日: 2002年01月15日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
安定した細胞系において、前駆体タンパク質が病理学的に凝集する(例えばタウオパチー)病態に伴う前駆体タンパク質(例えばタウ)を産生物フラグメント(例えば12kDフラグメント)にタンパク質分解的に変換する方法を開示し、そして方法は(a)(i)鋳型フラグメントが細胞に対して有毒でないレベルで細胞において構成的に発現されるような前駆体タンパク質の鋳型フラグメント;および(ii)刺激に応答してタンパク質が細胞において誘導的に発現される前駆体タンパク質;をコードする核酸でトランスフェクトされた安定した細胞系を提供することを含み、それにより鋳型フラグメントと前駆体タンパク質との相互作用が、前駆体タンパク質における立体配座変化を引き起こし、前駆体タンパク質の産生物フラグメントへの凝集およびタンパク質分解性プロセシングを引き起こす。好ましくは、方法を用いて産生物のバンドまたは複数のバンドの産生(または産生の調整)のモニターによる凝集過程のモジュレーターをスクリーニングするために用いられる。またアッセイにおいて用いられる材料、加えて医薬品、並びに本発明のアッセイにおいて高度な活性を示す化合物、例えば還元型ジアミノフェノチアジンに基づく関連する使用および方法もまた提供される。
請求項(抜粋):
安定した細胞系における前駆体タンパク質を産生物フラグメントにタンパク質分解的に変換する方法であって、前駆体タンパク質は、前駆体タンパク質が病理学的に凝集する病態に伴い、 下記工程: (a)下記: (i)鋳型フラグメントが、細胞に対して有毒でないレベルで、細胞において構成的に発現されるような前駆体タンパク質の鋳型フラグメント;および (ii)タンパク質が刺激に応答して細胞において誘導的に発現される、前駆体タンパク質; をコードする核酸でトランスフェクションされた安定した細胞系を提供すること を含み、それにより鋳型フラグメントと前駆体タンパク質との相互作用が、前駆体タンパク質の産生物フラグメントへの凝集およびタンパク質分解性プロセシングのような前駆体タンパク質における立体配座変化を引き起こす方法。
IPC (13件):
C12N15/09 ,  A61K31/5415 ,  A61K45/00 ,  A61K47/22 ,  A61P25/14 ,  A61P25/28 ,  C12N5/10 ,  C12Q1/02 ,  G01N27/447 ,  G01N33/15 ,  G01N33/50 ,  G01N33/53 ,  G01N33/577
FI (13件):
C12N15/00 A ,  A61K31/5415 ,  A61K45/00 ,  A61K47/22 ,  A61P25/14 ,  A61P25/28 ,  C12Q1/02 ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 Z ,  G01N33/53 D ,  G01N33/577 B ,  C12N5/00 B ,  G01N27/26 301A
Fターム (58件):
2G045AA35 ,  2G045BB14 ,  2G045CB01 ,  2G045DA36 ,  2G045FA16 ,  2G045FB03 ,  2G045FB05 ,  2G045FB09 ,  4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA02 ,  4B024EA04 ,  4B024FA04 ,  4B024GA13 ,  4B024GA25 ,  4B024GA27 ,  4B024HA01 ,  4B024HA12 ,  4B024HA15 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ13 ,  4B063QQ79 ,  4B063QQ96 ,  4B063QR59 ,  4B063QR69 ,  4B063QR77 ,  4B063QR80 ,  4B063QS24 ,  4B063QS33 ,  4B065AA91Y ,  4B065AA93Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA05 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46 ,  4C076CC01 ,  4C076DD59Q ,  4C076FF63 ,  4C084AA17 ,  4C084MA05 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA02 ,  4C084ZA16 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086BC89 ,  4C086MA01 ,  4C086MA03 ,  4C086MA04 ,  4C086MA05 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA02 ,  4C086ZA16
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • タウ-タウ会合の阻害
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-528916   出願人:エフ・ホフマン-ラロシュアーゲー
審査官引用 (1件)
  • タウ-タウ会合の阻害
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-528916   出願人:エフ・ホフマン-ラロシュアーゲー
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Proc. Natl. Acad. Sci. USA, (1996), 93, [20], p.11213-11218

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