特許
J-GLOBAL ID:200903032568779724

生分解性脂肪族ポリエステルフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-222167
公開番号(公開出願番号):特開平8-085144
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【構成】 ポリ(2-オキセタノン)の開環構造を主たる繰り返し単位とし、分子量が2万〜200万の範囲にある生分解性ポリエステルをTダイス押出機から溶融押出した後、ロール表面温度が10〜40°Cに制御された冷却ロールで冷却固化することを特徴とする生分解性ポリエステルのTダイス溶融押出フィルムの製造方法。【効果】 本発明の製造方法は、従来、製造されてこなかったポリ(2-オキセタノン)を主構造成分とする生分解性ポリエステルからの溶融押出成形フィルムの製造を可能とするものである。即ち、本発明の製造方法は、ポリオレフィンに比べて結晶化速度が遅く、極性が高いため金属表面に付着しやすく、さらに、水分による分解性を起こしやすいために、その成形条件が極めて難しい該生分解性ポリエステルフィルムを、冷却ロールの表面を特定の温度範囲にコントロールすることによって、結晶化速度を促進させて冷却ロール表面からの剥離性を改善し、巻取り後のフィルムの形状を安定化させ、結果として、実用的な生産性で該ポリエステルフィルムの製造を可能とする。
請求項(抜粋):
下記式(1)【化1】で表わされる繰り返し単位を主たる繰り返し単位とし、重量平均分子量が2〜200万の範囲にある生分解性脂肪族ポリエステルを、Tダイス押出機のTダイスからフィルム状に溶融押し出し後ロール表面温度が10〜40°Cの冷却ロールで冷却することを特徴とする生分解性脂肪族ポリエステルフィルムの製造方法。
IPC (6件):
B29C 47/88 ,  C08J 5/18 CFD ,  C08G 63/08 NLZ ,  C08G 63/08 ZAB ,  B29K 67:00 ,  B29L 7:00

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