特許
J-GLOBAL ID:200903032569552537

撚られた個別導体から成る2つの同心の導体配置を有する交流ケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富村 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-500068
公開番号(公開出願番号):特表平11-506261
出願日: 1996年05月22日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】交流ケーブルは電流が往復する導体として撚られた個別導体から成る2つの同心の導体配置(8または9)を有する。導体配置(8、9)の少なくとも1つは撚られた常伝導性または超伝導性の個別導体(3)から成る多数の導体層(Lj、Lj′)を含んでいる。個別導体は好ましくは高-Tc 超伝導体材料を有する。本発明によれば、個々の導体層(Lj、Lj′)の撚り角度(αj、αj′)は可能なかぎりわずかな損失が生ずるように選ばれていなければならない。そのため撚り角度(αj、αj′)を求めるための計算規則が示されている。
請求項(抜粋):
交流電流が往復する導体として撚られた個別導体から成る2つの同心の導体配置を有する少なくとも1つのケーブル心線を有する交流ケーブルであって、その際に導体配置の少なくとも1つがらせん状に保持体の周りに所定の撚り角度で置かれた個別導体の多数の導体層から形成されている交流ケーブルにおいて、個々の導体層(Lj、Lj′)の個別導体(3)の撚り角度(αj、αj′)が、a)内側導体配置(8)に対して下記の数式が少なくともほぼ満足されており、ここでまたb)外側導体配置(9)に対して下記の数式が少なくともほぼ満足されているここでその際にljiおよびlja 内側導体配置(8)または外側導体配置(9)の第jの導 体層(LjまたはLj′)の個別導体の撚り長αjiおよびαja 内側導体配置(8)または外側導体配置(9)の第jの導 体層(LjまたはLj′)の個別導体の撚り角度NiおよびNa 内側導体配置(8)または外側導体配置(9)の導体層( Lj、Lj′)の数HziおよびHza 内側導体配置(8)または外側導体配置(9)によりそれ ぞれケーブル心線(7)の内部に誘起される軸線方向磁界J 各導体層(Lj、Lj′)の電流負担RiおよびRa 内側導体配置(8)または外側導体配置(9)のすべての 導体層(Lj、Lj′)の全体の平均半径およびΔRiおよびΔRa 内側導体配置(8)または外側導体配置(9)の隣接する 導体層(Lj、Lj′)の平均半径の間の差ように選ばれていることを特徴とする交流ケーブル。
IPC (2件):
H01B 12/08 ZAA ,  H01B 5/08
FI (2件):
H01B 12/08 ZAA ,  H01B 5/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-008410
  • 特開昭62-180910
  • 超電導導体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-106553   出願人:住友電気工業株式会社, 東京電力株式会社

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