特許
J-GLOBAL ID:200903032600700205

数値制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-132215
公開番号(公開出願番号):特開2000-322115
出願日: 1999年05月13日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 移動体の慣性力による工作機械系の部分的な弾性変形量(形状誤差ε)を補正して、高速、高精度の曲線加工を実現する。【解決手段】 リニアモータ駆動式の工作機械を構成した場合、工具又は工具を支持する支持部材と各測位点とが離れているため、その間の工作機械系の部分的弾性変形により測位誤差が生じる。このような工作機械では、y軸方向の移動機構が、x軸方向の移動機構の内部に包括的に組み込まれるいわゆる入れ子構造をしているため、工作物の形状誤差εの、x軸方向の形状誤差εx に寄与する可動体の質量mx と、y軸方向の形状誤差εy に寄与する可動体の質量my とは異なるが、本発明では、各軸成分毎に支持部材の加速度成分より形状誤差成分を求めることにより、各軸単位に形状誤差の補正を行うため、上記の様な弾性変形量についての異方性が有っても、各軸対応に正確に補正することができる。
請求項(抜粋):
工具又は工作物より成る被支持物を支持する支持部材を前記工作物の加工曲線に沿って高速に移動させるための数値制御装置であって、前記支持部材等の加速度による工作機械系の部分的弾性変形により生じる、前記移動の経路の前記加工曲線からのズレを制御軸の各軸成分毎に、前記支持部材の予定された加速度と前記支持部材と共に軸方向に平行移動する可動体の質量及び弾性率、或いは、変形量等の前記部分的弾性変形の関連値に基づいて、前記加速度の対応軸成分に略比例する補正量で、補正する位置指令値補正手段を備えたことを特徴とする数値制御装置。
IPC (2件):
G05B 19/404 ,  B23Q 15/18
FI (2件):
G05B 19/18 G ,  B23Q 15/18
Fターム (16件):
3C001KA01 ,  3C001KB04 ,  3C001KB09 ,  3C001TA02 ,  3C001TB02 ,  3C001TD01 ,  5H269AB01 ,  5H269BB03 ,  5H269CC02 ,  5H269EE01 ,  5H269EE05 ,  5H269EE13 ,  5H269GG08 ,  5H269QB17 ,  5H269RB11 ,  5H269RC04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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