特許
J-GLOBAL ID:200903032610335017

減速歯車装置付き電動弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人第一国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-078639
公開番号(公開出願番号):特開2009-228889
出願日: 2008年03月25日
公開日(公表日): 2009年10月08日
要約:
【課題】遊星歯車減速装置を備えた電動弁において、ギアケース内に遊星歯車減速装置を構成する各種のギアを支えることで、遊星歯車減速装置の部分がアッセンブリーユニットとして取扱いが可能となり、電動弁の仕様の多様化へも柔軟に可能な電動弁を提供する。【解決手段】モータ励磁装置によって回転されるロータ組立体の回転を減速してねじ機構に伝達する減速歯車装置付き電動弁において、太陽ギアを除く、キャリア54、遊星ギア55、出力ギア56、及び固定ギア58がギアケース57内にユニットとして予め組み立てられている。ギアケース57の周壁の一部を切り起こして形成した爪部112が、出力ギア56の外周下側角部101を回転自在に支えるとともに、出力ギア56がギアケース57の下側開口から抜け出るのを防止している。爪部112が低摩擦シート122を介して出力ギア56を支持することにより、出力ギア56の回転をスムーズに支える。【選択図】図4
請求項(抜粋):
弁室及び弁座を有する弁本体と、前記弁室内で前記弁座の開口を開閉可能に配置される弁体と、前記弁体を操作する弁棒と、前記弁本体に固着される円筒状のキャンと、該キャンの外周部に装着されるモータ励磁装置と、前記キャンの内周部に回転自在に支持され前記励磁装置によって回転駆動される永久磁石型のロータ組立体と、該ロータ組立体の回転を減速する遊星ギア式の減速歯車装置と、前記ロータ組立体の回転動作によって前記減速歯車装置を介して前記弁体を前記弁座に対し進退させるねじ機構とを備え、 前記ロータ組立体と前記減速歯車装置とは、前記弁本体と前記キャンとによって区画形成される空間に配置され 前記減速歯車装置は、前記ロータ組立体と一体の太陽ギアと、前記弁本体側に固定されるリングギアを有する固定ギアと、キャリアに支持されて太陽ギアと前記固定ギアに同時に噛合う遊星ギアと、該遊星ギアに噛合うリングギアを有する出力ギアとを含み、 前記キャン内の空間に固定的に配置されるホルダ部に前記固定ギアを上端部で支持する円筒状のギアケースが固定されてなる減速歯車装置付き電動弁であって、 前記減速歯車装置は、前記太陽ギアを除く構成要素が組込み前の状態でユニット化してあり、前記ギアケースは前記出力ギアを離脱不能かつ回転自在に受ける支承部を備える ことを特徴とする減速歯車装置付き電動弁。
IPC (2件):
F16K 31/04 ,  F16K 31/53
FI (2件):
F16K31/04 A ,  F16K31/53
Fターム (19件):
3H062AA02 ,  3H062AA15 ,  3H062BB30 ,  3H062BB31 ,  3H062CC01 ,  3H062DD01 ,  3H062EE06 ,  3H062GG02 ,  3H062HH04 ,  3H062HH08 ,  3H062HH09 ,  3H063AA01 ,  3H063BB32 ,  3H063BB33 ,  3H063DA14 ,  3H063DB02 ,  3H063DB36 ,  3H063GG08 ,  3H063GG14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電動弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-208399   出願人:株式会社不二工機

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