特許
J-GLOBAL ID:200903032637191190

耐剥離性に優れた樹脂複合型制振金属板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名嶋 明郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086713
公開番号(公開出願番号):特開平11-277671
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】トラックのオイルパン等の自動車部品に対して車外騒音低減を目的として制振鋼板が用いられているが、オイルパンのような深絞り成形においては、成形中あるいは成形後の焼付塗装工程で樹脂層が剥離し易いため、成形品の制振性能が十分発揮されなくなる。このため、従来の制振鋼板では、樹脂が高い制振性能を持っていても、樹脂層が剥がれてしまって十分な騒音低減効果が得られなかった。【解決手段】6%伸びにおける耐力が1kgf/mm2 以下、破断伸びが300%以上であり、かつ、T剥離強度が10kgf/25mm以上であるゲル分率50% 以上の熱硬化型樹脂を中間樹脂層とする制振金属板を用いることにより、深絞り成形品の樹脂層の剥離を抑制することができるので、十分な騒音低減効果を得ることが可能となる。
請求項(抜粋):
表裏層が金属板であり、中間層が制振樹脂層である制振板において、中間樹脂層が、6%伸びにおける耐力が1kgf/mm2 以下、破断伸びが300%以上であり、かつ、T剥離強度が10kgf/25mm以上であるゲル分率50%以上の熱硬化型樹脂であることを特徴とする耐剥離性に優れた樹脂複合型制振金属板。
IPC (2件):
B32B 15/08 ,  B32B 7/02 101
FI (2件):
B32B 15/08 D ,  B32B 7/02 101
引用特許:
審査官引用 (6件)
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