特許

J-GLOBAL ID：200903032695031160

転がり軸受の予圧量測定装置

発明者： 工藤 弘之 ,  前田 孝 ,  岩谷 信雄 ,  柴崎 弘
出願人/特許権者： 日本精工株式会社
代理人 (1件)： 萩野 平 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-317837
公開番号（公開出願番号）：特開2000-146726
出願日： 1998年11月09日
公開日（公表日）： 2000年05月26日
要約：

【要約】【課題】 転がり軸受に作用する予圧量を、外乱の振動による影響を防止して高精度に予圧量を測定できる転がり軸受の予圧量測定装置を提供する。【解決手段】 転がり軸受10の内輪10aに嵌挿された軸12を、その両端部で狭持することで転がり軸受10を支持する軸受支持手段と、転がり軸受10に対して軸方向に所定の荷重を負荷する加圧手段と、圧電素子22,23の駆動により転がり軸受10に振動を付与する加振手段と、加振手段の振動付与により転がり軸受10に生じる振動を検出する振動センサ29と、加圧手段により転がり軸受を加圧した状態で加振手段を作動させ、転がり軸受10に生じた振動が検出された振動センサ29からの出力信号により共振周波数を求め、得られた共振周波数に基づいて所定荷重負荷前の転がり軸受10の予圧量を演算する制御部30と、を備えて構成した。

請求項（抜粋）：

転がり軸受の予圧を測定する予圧量測定装置であって、測定しようとする転がり軸受の内輪に嵌挿された軸を、その両端部で狭持することで前記転がり軸受を支持する軸受支持手段と、前記転がり軸受に対して軸方向に所定の荷重を負荷する加圧手段と、圧電素子の駆動により転がり軸受に振動を付与する加振手段と、該加振手段の振動付与により前記転がり軸受に生じる振動を検出する振動センサと、前記加圧手段により転がり軸受を加圧した状態で前記加振手段を作動させ、転がり軸受に生じる振動を検出した前記振動センサからの出力信号により共振周波数を求め、得られた共振周波数に基づいて前記所定荷重負荷前の転がり軸受の予圧量を演算する制御部と、を備えて構成したことを特徴とする転がり軸受の予圧量測定装置。

IPC (2件)：

G01L 5/00 ,  F16C 25/08

FI (2件)：

G01L 5/00 Z ,  F16C 25/08 Z

Fターム (10件)：

2F051AA21 ,  2F051AB04 ,  2F051AC01 ,  2F051BA05 ,  3J012AB04 ,  3J012AB20 ,  3J012BB03 ,  3J012FB09 ,  3J012FB10 ,  3J012HB01

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 転がり軸受の予圧を測定する方法と装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-184092   出願人：日本精工株式会社
• 予圧を付与された転がり軸受装置の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-163293   出願人：日本精工株式会社
• 特公平2-061700