特許
J-GLOBAL ID:200903032695963283

換気塔利用式自然換気システム及びこの自然換気システム用の導風装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-309082
公開番号(公開出願番号):特開2009-133526
出願日: 2007年11月29日
公開日(公表日): 2009年06月18日
要約:
【課題】建物から起立した換気塔を排気ダクト及び給気ダクトとして兼用し、気象条件に応じて排気用及び給気用として使い分けることができるようにすることで、自然換気の利用率を高めるようにした自然換気システム及び風向切替機能付き捕風装置を提供する。【解決手段】換気口2付き建物から起立する換気塔4の上下端間の空気の密度差による重力換気作用を利用して、建物中の空気を換気塔より排気するとともに換気口から給気することが可能な自然換気システムにおいて、上記換気塔4の上端に、風向切替機能を備えた捕風装置6を付設しており、この捕風装置は、横方向に開通する通気路を含み、この通気路の途中部分を換気塔4の上端開口に臨ませて、風速が基準速度未満である第1のモードで横風が通気路を通過するとともに風速が基準速度以上である第2のモードで横風を捕捉して換気塔内に押し込むようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
換気口2付き建物から起立する換気塔4の上下端間の空気の密度差による重力換気作用を利用して、建物中の空気を換気塔より排気するとともに換気口から給気することが可能な自然換気システムにおいて、 上記換気塔4の上端に、排気口及び吸気口を兼ねた導風装置6を付設しており、 この導風装置は、横方向に開通する通気路を含み、この通気路の途中部分を換気塔4の上端開口に臨ませて、風速が基準速度未満である第1のモードで横風が通気路を通過するとともに風速が基準速度以上である第2のモードで横風を捕捉して換気塔内に押し込むようにしており、 この導風装置の第1モードと第2モードとの間の切替を、機械的な動力或は風力により行うことが可能に構成されており、 更に上記第2モードにあって、上記導風装置6による横風の押込み力を、少なくとも重力換気作用よりも大とすることで、換気塔4を介して外気を建物へ供気することが可能としたことを特徴とする、換気塔利用式自然換気システム。
IPC (2件):
F24F 7/04 ,  F24F 13/10
FI (2件):
F24F7/04 A ,  F24F13/10 A
Fターム (7件):
3L058BA01 ,  3L058BB09 ,  3L058BC03 ,  3L081AA02 ,  3L081AB01 ,  3L081GA03 ,  3L081HA09
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 風力換気装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-164885   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 建 物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-013949   出願人:鹿島建設株式会社
  • 換気システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-270643   出願人:西松建設株式会社, 株式会社ユニックス
全件表示

前のページに戻る