特許
J-GLOBAL ID:200903032697085712

画像形成装置および定着装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-373577
公開番号(公開出願番号):特開2006-163427
出願日: 2005年12月26日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】画像形成の開始指示から定着が終了するまでの時間を短縮可能で、必要とする電力の少ない定着装置およびデジタル複写装置を提供する。【解決手段】定着装置1は、肉厚の薄い金属により形成された円筒2、円筒内に設けられ、渦電流を発生させる励磁コイル11を含み、電源投入時には、定着装置以外で消費する電力量を差し引いた全ての電力が励磁コイルに供給されて加熱されるとともに、複写装置の各構成および複写装置にさらに付加される補助装置が動作するにつれて、入力許容電力から複写装置の各構成および複写装置にさらに付加される補助装置が消費する電力を差し引いた電力が供給されて加熱される。これにより、定着装置の加熱ローラ2は、短時間で定着可能な温度まで加熱され、複写開始が指示されてから複写動作により形成されたトナー像が定着された定着物が出力されるまでの時間が短縮される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
静電像を保持する感光体と、 この感光体に静電像を形成する露光装置と、 前記感光体に形成された静電像に現像剤を供給して現像剤像を形成する現像装置と、 この現像装置により形成された現像剤像が転写された転写材を加熱して転写材に現像剤像を定着する定着装置と、 からなる画像形成装置において、 前記定着装置は、導体で構成された金属層を持つエンドレス部材に近接配置したコイルに高周波電流を流し、このエンドレス部材を発熱させて転写材と現像剤像とを加熱するもので、 前記エンドレス部材が停止されている間に、前記コイルに供給可能な第1の電力、 前記エンドレス部材の周面が所定方向に移動された以降に、前記コイルに供給可能な第2の電力、 のいずれか、または 前記エンドレス部材が回転された以降において、前記コイルに供給可能な第3の電力であって、前記感光体を回転し、前記感光体に前記静電像の形成を可能とする画像形成部、前記露光装置および前記現像装置のそれぞれが消費する電力と、前記画像形成装置に入力可能な最大電力との差の範囲の電力、および 前記エンドレス部材が回転された以降において、前記コイルに供給可能な第3の電力であって、前記感光体を回転し、前記感光体に前記静電像の形成を可能とする画像形成部、前記露光装置および前記現像装置のそれぞれが消費する電力と同時に動作されることのあり、前記コイルに供給される電力のほかの他の機構あるいは構成要素のそれぞれが消費する電力と、前記画像形成装置に入力可能な最大電力との差の範囲の電力、 のうちの1つを、予め決められた条件毎に供給可能な電力量に対応する複数の電力制御パターンから選択するとともに、 前記コイルに供給される前記高周波電流を提供可能な電源電圧が負荷変動もしくは電源電圧の変動により所定時間内で変化したことが検知された場合、前記選択された電力制御パターンを維持した周波数またはデューティが規定された高周波電流により制御されることを特徴とする画像形成装置。
IPC (1件):
G03G 15/20
FI (3件):
G03G15/20 505 ,  G03G15/20 555 ,  G03G15/20 510
Fターム (26件):
2H033AA03 ,  2H033AA30 ,  2H033BA11 ,  2H033BA12 ,  2H033BA25 ,  2H033BA26 ,  2H033BA31 ,  2H033BA32 ,  2H033BB03 ,  2H033BB05 ,  2H033BB13 ,  2H033BB14 ,  2H033BB29 ,  2H033BB30 ,  2H033BB33 ,  2H033BE03 ,  2H033BE06 ,  2H033CA03 ,  2H033CA04 ,  2H033CA05 ,  2H033CA07 ,  2H033CA28 ,  2H033CA30 ,  2H033CA32 ,  2H033CA45 ,  2H033CA48
引用特許:
審査官引用 (7件)
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