特許
J-GLOBAL ID:200903032712115160
印刷濃度測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-303576
公開番号(公開出願番号):特開2006-110962
出願日: 2004年10月18日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
【課題】 印刷機で使用する用紙の地色のばらつきによる影響を受けることなく、印刷紙面の絶対濃度を正確に測定できる印刷濃度測定装置を提供する。【解決手段】 印刷濃度測定装置1は、光学イメージセンサ3で印刷紙面の反射光量を画素毎に検出し、最大値検出回路8で算出した反射光量レベルが最も高い値を白紙とみなして、この値と、記憶部10が記憶する画素毎の反射光量の基準値と、を用いて、光学イメージセンサ3で検出した画素毎の反射光量を乗算器5で補正する演算を行い、相対濃度を算出する。また、光学センサ2で検出した用紙の地色の検出結果に基づいて相対濃度を補正して絶対濃度を算出する。したがって、印刷濃度測定装置1では、印刷紙面の反射光量を絶対的な値として得ることができ、用紙の地色が変わったとしても、その影響を受けることなく常に一定のレベルで印刷紙面全体から印刷濃度の変化を確実に検出することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
印刷機で印刷した印刷紙面の絶対濃度を測定する印刷濃度測定装置であって、
前記印刷機で印刷前の紙面または前記印刷紙面における非印刷部分の反射光量を検出する第1の反射光量検出手段と、
前記印刷機で印刷後の印刷紙面をマトリックス状に分割した画素毎の反射光量の基準値を記憶する基準値記憶手段と、
前記印刷機で印刷後の印刷紙面をマトリックス状に分割して画素毎の反射光量を検出する第2の反射光量検出手段と、
所定の時間内に前記第2の反射光量検出手段で検出した画素毎の反射光量の最大値を算出する最大値算出手段と、
前記基準値記憶手段が記憶する画素毎の反射光量の基準値と、前記第2の反射光量検出手段が検出した画素毎の反射光量値と、前記最大値算出手段が算出した反射光量の最大値と、を用いて、印刷紙面の画素毎の相対濃度を算出する演算手段と、
前記演算手段が算出した印刷紙面の画素毎の相対濃度と、前記第1の反射光量検出手段が検出した印刷前の紙面または前記印刷紙面の非印刷部分の反射光量値と、を用いて印刷紙面の絶対濃度を算出する絶対濃度算出手段と、
を備えたことを特徴とする印刷濃度測定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B41F33/14 G
, G01N21/47 E
Fターム (11件):
2C250EB32
, 2C250EB39
, 2C250EB43
, 2G059AA01
, 2G059AA05
, 2G059BB10
, 2G059EE02
, 2G059FF08
, 2G059HH03
, 2G059KK01
, 2G059MM14
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
印刷紙面検査装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-121028
出願人:株式会社コムシステム, 東洋インキ製造株式会社
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