特許
J-GLOBAL ID:200903032789791516

食道・気管の空気通路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-112810
公開番号(公開出願番号):特開平7-213614
出願日: 1994年05月26日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、患者に挿入された空気通路の位置および方向を正確かつ迅速に決定できる空気通路を提供することを目的とする。【構成】 空気通路は、一方が開放された末端部を有する内腔と、閉鎖された末端部を有する内腔の二つの内腔から成る管と、膨張可能な末端カフと、咽頭カフとを有する。また閉鎖末端部を有する内腔には二つのカフの間の空気通路に配置された少なくとも一つの空気出口が管外と連通している。該空気通路は、壁内に軸線方向に延びるX線不透過ストライプを備えると共に、X線不透過軸をカフの間の壁に取り付けている。また、空気通路の2つの内腔に連通している監視内腔、および排出される体液のための偏向手段を備えている。
請求項(抜粋):
患者の食道のみの閉塞体に対する換気、及び組み合わされた食道・気管閉塞体の双方における換気用の空気通路であって、近接端部及び末端部を有する管手段と、前記末端部は、食道または気管に任意に挿入可能であり、各々が近接端部及び末端部を有すると共に軸線方向に延びる2つの内腔を規定する前記管手段と、前記内腔の双方共、近接端部で開放しており、前記一つの内腔の末端部は開放しており、前記他方の内腔の末端部は閉鎖しており、前記閉鎖末端部を有すると共に患者の咽頭の領域に配置可能な前記内腔に連通する少なくとも1つの空気出口を更に規定する前記管手段と、前記管手段の末端部に隣接するように配置された前記管手段上に配置された膨張可能な末端カフと、前記膨張可能な末端カフの選択的な膨張を可能にするように前記膨張可能な末端カフに接続された膨張導管と、前記少なくとも1つの空気出口と前記管手段の近接端部との間に配置された前記管手段の膨張可能な咽頭カフであって、膨張したときに患者の口腔咽頭の境界内に位置するように前記管手段に関する大きさと位置を有する膨張可能な咽頭カフと、前記咽頭カフの選択的な膨張を可能にするように前記膨張可能な咽頭カフに接続された膨張導管手段と、前記管手段に沿って延びており、少なくとも膨張可能な咽頭カフと膨張可能な末端カフとの間にあり、少なくとも1つの空気出口によって遮断されるX線不透過ストライプとを有する空気通路。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 気管内チュ-ブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-101776   出願人:川澄化学工業株式会社
  • 特開昭61-181471
  • 特開平3-060635

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