特許
J-GLOBAL ID:200903032791916938

放電灯の陰極の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-269614
公開番号(公開出願番号):特開平9-115478
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】陰極は、アーク放電による高温の熱対流によって、陰極の動作温度が過大となり、陰極の蒸発がいちじるしく、陰極先端が早期に消耗する。そして、消耗することで管壁が黒化し、さらに、電極間の距離が変わることで、アーク放電位置が変化した。また,陰極の先端側を除く部分に炭化タンタルなどの多孔質膜を焼結した陰極も知られているが、陰極に処理する作業が特定の部位の作業であるため手間がかかり処理作業が複雑であった。【解決手段】バルブ中央2の膨出する発光管部2a内に対向して陽極3と陰極6が設置される放電灯1であって、前記陰極の外表面に炭化タンタル(TaC)および酸化トリウム(ThO2 )の混合物よりなる多孔質層6aを焼結し、前記酸化トリウムを全体の0.1〜10wt%の割合で混合した放電灯の陰極の構造として構成した。
請求項(抜粋):
バルブ中央の膨出する発光管部内に対向して陽極と陰極が設置される放電灯であって、前記陰極はその外表面に、炭化タンタル(TaC)および酸化トリウム(ThO2 )の混合物を焼結して多孔質層を形成し、前記酸化トリウムを全体の0.1〜10wt%の割合で混合した放電灯の陰極の構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-304857
  • 高圧放電灯
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-263951   出願人:松下電器産業株式会社

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