特許
J-GLOBAL ID:200903032799796290

純度の高いポリA+RNAの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-116845
公開番号(公開出願番号):特開2001-299344
出願日: 2000年04月18日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】細胞等の核酸を含有する試料から、高純度のポリA+RNAを簡便でかつ安全に精製する方法並びにそのために用いる試薬の提供。【解決手段】以下の工程(a)〜(k)を含んでなるポリA+RNAの精製方法。(a)核酸を含有する試料をタンパク質変性剤を含む溶液により溶解する工程、(b)必要に応じて緩衝液を添加して、ポリA+RNAを担体に結合させる工程、(c)担体-ポリA+RNA複合体を液相より分離する工程、(d)該複合体を洗浄する工程、(e)ポリA+RNAを該複合体から解離させる工程、(f)該ポリA+RNA溶液に混入するDNAをDNaseで処理する工程、(g)該DNase処理液をタンパク質変性剤を含む溶液と混合する工程、(h)ポリA+RNAを担体に結合させる工程、(i)担体-ポリA+RNA複合体を液相より分離する工程、(j)該複合体を洗浄する工程、(k)ポリA+RNAを該複合体から解離させる工程
請求項(抜粋):
以下の工程(a)〜(k)を含んでなることを特徴とするポリA+RNAの精製方法。(a)核酸を含有する試料をタンパク質変性剤を含む溶液により溶解する工程、(b)ポリA+RNAをオリゴdTが共有結合もしくは非共有結合により固定化された担体に特異的に吸着させるか、又はポリA+RNAを担体に特異的に結合可能な官能基を有するオリゴdTに結合させ、さらに該官能基に特異的に結合可能な部分を有する担体に結合させる工程、(c)担体-ポリA+RNA複合体を液相より分離する工程、(d)該複合体を洗浄する工程、(e)ポリA+RNAを該複合体から解離させる工程、(f)該ポリA+RNA溶液に混入するDNAをDNaseで処理する工程、(g)該DNase処理液をタンパク質変性剤を含む溶液と混合する工程、(h)ポリA+RNAをオリゴdTが共有結合もしくは非共有結合により固定化された担体に特異的に吸着させるか、又はポリA+RNAを担体に特異的に結合可能な官能基を有するオリゴdTに結合させ、さらに該官能基に特異的に結合可能な部分を有する担体に結合させる工程、(i)担体-ポリA+RNA複合体を液相より分離する工程、(j)該複合体を洗浄する工程、(k)ポリA+RNAを該複合体から解離させる工程
Fターム (4件):
4B024AA20 ,  4B024CA11 ,  4B024HA11 ,  4B024HA19
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • リボ核酸の単離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-185032   出願人:東洋紡績株式会社

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