特許
J-GLOBAL ID:200903032839061875

連結要素としての転動体を備えたねじり振動ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-239878
公開番号(公開出願番号):特開平10-231895
出願日: 1997年09月04日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】例えば内燃機関のような駆動装置から発生するねじり振動を、できるだけ簡潔な構成で緩衝(フィルタリング)できるようにねじり振動ダンパーを改良する。【解決手段】各案内軌道(16)は湾曲部を備えている。湾曲部は、回転軸線(18)に対して最大の間隔を持つような湾曲部位を備えるように形成されている。連結体(11)は、少なくとも案内軌道(16)側の転動領域(17)に沿って、有利には固有の湾曲部を備えるように構成されている。連結体(11)は、連行装置(14)を有している伝動要素(7)の方向に延びる突起(12)を有し手いる。突起(12)は、伝動要素(7)の連行装置(14)に設けた材料切除部(13)に係合し、且つ材料切除部(13)が連結体(11)をほぼ半径方向に移動させるように、これに対して周方向においては最大でも、予め決定可能な角度の範囲で移動させるように、材料切除部(13)内で案内されている。
請求項(抜粋):
駆動側の伝動要素(3)と、緩衝装置の作用に抗して駆動側の伝動要素(3)に対して相対的に回転可能な従動側の伝動要素(7)とを有し、緩衝装置が、両伝動要素(3,7)間でトルクを伝達させる用を成し、且つ両伝動要素の一方(3または7)に形成されている少なくとも一つの案内軌道(16)に沿って、少なくとも周方向に移動可能な少なくとも一つの連結体(11)を有し、周方向における一方の伝動要素(3または7)の変位が連結体(11)の相対運動により他方の伝動要素(7または3)の変位を生じさせるように、連結体(11)が連行装置(14)を介して他方の伝動要素(7または3)と作用結合しているねじり振動ダンパーにおいて、各案内軌道(16)が湾曲部を備え、湾曲部が、回転軸線(18)に対して最大の間隔を持つような湾曲部位を備えるように形成されていること、連結体(11)が、少なくとも案内軌道(16)側の転動領域(17)に沿って、有利には固有の湾曲部を備えるように構成されていること、連結体(11)が、連行装置(14)を有している伝動要素(7)の方向に延びる突起(12)を有し、突起(12)は、伝動要素(7)の連行装置(14)に設けた材料切除部(13)に係合し、且つ材料切除部(13)が連結体(11)をほぼ半径方向に移動させるように、これに対して周方向においては最大でも、予め決定可能な角度の範囲で移動させるように、材料切除部(13)内で案内されていること、を特徴とするねじり振動ダンパー。
IPC (3件):
F16F 15/14 ,  F16D 13/64 ,  F16F 15/30
FI (3件):
F16F 15/14 B ,  F16D 13/64 Z ,  F16F 15/30 H
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-312246
  • 2質量フライホイール
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-519726   出願人:オートモーチブプロダクツピーエルシー
  • 特開昭57-173620
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