特許
J-GLOBAL ID:200903032840080603

ディスクアレイ装置及び同装置におけるデータ復旧方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-367818
公開番号(公開出願番号):特開2003-167690
出願日: 2001年11月30日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】OSやファイルシステム、ディバイスドライバ等に変更を加えることなく、ディスクアレイ内のディスク装置の故障時における当該ディスクアレイの再構築に必要なデータ復旧に要する時間を短縮できるようにする。【解決手段】制御装置1は、アドレス変換テーブル7を利用して、ホストコンピュータ10により使用されている有効な論理ブロックの論理アドレスを検索し、その有効な論理アドレスに対応する物理アドレスの物理ブロックが含まれる物理ストライプ中の故障ディスク装置以外の各ディスク装置上に存在するストライプユニットのみをディスクアレイ2から読み込んで、そのストライプから故障ディスク装置のデータを復旧して当該故障ディスク装置に代えて用いられる予備ディスク装置24に書き込む。
請求項(抜粋):
複数のディスク装置から構成される冗長化ディスク構成のディスクアレイを備え、ホストコンピュータからの書き込み要求の指定するデータをブロック単位に分割して書き込みバッファに詰めて蓄積し、当該バッファに所定のブロック数のデータが蓄積された段階で、その所定のブロック数のデータを含む1ストライプ分のデータが、前記ディスクアレイ内の前記複数のディスク装置上の更新されるべきデータを保持している領域とは別の空き領域内の物理的に連続する領域に書き込まれるディスクアレイ装置において、前記ホストコンピュータにより使用されている有効な論理ブロックの論理アドレスを当該論理ブロックが格納されている前記ディスクアレイの物理アドレスに変換するためのアドレス変換情報が設定されたアドレス変換テーブルを記憶しておくためのアドレス変換テーブル記憶手段と、前記ディスクアレイを構成する複数のディスク装置のいずれか1つが故障して、当該故障したディスク装置に代えて予備のディスク装置を用いて前記ディスクアレイを再構築する場合に、前記アドレス変換テーブルに従って有効な論理アドレスを検索する手段と、前記検索手段により検索された有効な論理アドレスの示す論理ブロックに対応する物理アドレスの物理ブロックが前記故障ディスク装置上に存在するか否かを前記アドレス変換テーブルに従って判定する手段と、前記有効な論理ブロックに対応する物理ブロックが前記故障ディスク装置上に存在する場合、その物理ブロックを含む物理ストライプ中の前記故障ディスク装置以外の各ディスク装置上に存在するストライプユニットを読み込む手段と、前記読み込み手段により読み込まれた各ストライプユニットから前記故障ディスク装置のデータをブロック単位で復旧する手段と、前記復旧手段により復旧されたデータを前記予備ディスク装置に書き込む手段とを具備することを特徴とするディスクアレイ装置。
IPC (3件):
G06F 3/06 306 ,  G06F 3/06 ,  G06F 3/06 540
FI (3件):
G06F 3/06 306 H ,  G06F 3/06 306 K ,  G06F 3/06 540
Fターム (7件):
5B065BA01 ,  5B065CA12 ,  5B065CA30 ,  5B065CC02 ,  5B065CC08 ,  5B065CE11 ,  5B065EA13
引用特許:
審査官引用 (3件)

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