特許
J-GLOBAL ID:200903032873060080

マルチキャリア変調方式用復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-341373
公開番号(公開出願番号):特開2002-152167
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 デイジタル無線通信システムにおいてマルチキャリア信号を復調するマルチキャリア変調方式用復調回路に関し、残留キャリア周波数誤差や位相雑音に起因する位相回転に対して高精度に位相回転の検出補正を行うことの可能な位相トラッキング回路を含んだ復調回路を提供する。【解決手段】 位相回転検出手段の出力信号である位相回転信号を入力として、位相回転に基いて位相雑音電力の推定を行う位相雑音推定手段と、該位相雑音推定手段の出力信号である推定位相雑音値を入力として、この値に基いてフィルタ手段を制御する制御信号を出力するフィルタ制御手段とを別途備え、フイルタ手段は、その特性が可変であり、フイルタ制御手段の制御信号に従って、特性を位相雑音電力に応じて変化させるように構成する。
請求項(抜粋):
無線マルチキャリア信号を受信後にキャリア周波数誤差補正を行う自動周波数制御手段と、該自動周波数制御手段から出力されるキャリア周波数誤差の補正が行われたマルチキャリア信号のマルチキャリア一括復調を行い、サブキャリア信号を出力するマルチキャリア復調手段と、該サブキャリア信号に対して伝搬路のチャネル伝達関数の等化を行うチャネル等化手段と、該チャネル等化手段の出力信号からパイロットサブキャリア信号の抽出を行いパイロットサブキャリア信号と情報サブキャリア信号とを分けて出力する抽出手段と、該抽出手段により得られたパイロットサブキャリア信号を入力し、前記パイロットサブキャリアの位相回転を検出する位相回転検出手段と、該位相回転検出手段の出力信号である位相回転信号が入力され、位相回転信号を複数シンボルに渡り平滑化するフィルタ手段と、前記抽出手段のもう1つの出力信号である情報サブキャリア信号、及び前記フイルタ手段で平滑化された位相回転信号を入力し、前記情報サブキャリア信号に対して前記位相回転信号が示す位相回転を与えることで位相回転補正を行いサブキャリア信号を出力する位相補正手段とを有するマルチキャリア変調方式用復調回路において、前記位相回転検出手段の出力信号である位相回転信号を入力として、位相回転に基いて位相雑音電力の推定を行う位相雑音推定手段と、該位相雑音推定手段の出力信号である推定位相雑音値を入力として、この値に基いて前記フィルタ手段を制御する制御信号を出力するフィルタ制御手段とを別途備え、前記フイルタ手段は、その特性が可変であり、前記フイルタ制御手段の制御信号に従って、特性を位相雑音電力に応じて変化させることを特徴とする、マルチキャリア変調方式用復調回路。
Fターム (8件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD18 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33 ,  5K022DD34 ,  5K022DD42 ,  5K022DD44
引用特許:
審査官引用 (1件)

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