特許
J-GLOBAL ID:200903032889909344

抜け止め構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-240005
公開番号(公開出願番号):特開2001-063593
出願日: 1999年08月26日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】筒状部材に貫通孔や段差を形成することなく、組み付け性を低下させることなく、筒状部材に対する挿入部材の軸方向変位を低減し又はなくせる抜け止め構造を提供する。【解決手段】筒状部材の内周の第1の環状溝25と、筒状部材6に挿入される挿入部材22の外周の第2の環状溝26との間の環状領域に、径方向に弾性変形可能な一対の端部を有する止め輪23が配置される。その環状領域に配置された止め輪23が両環状溝25、26の内面に接することで、挿入部材22の筒状部材6に対する軸方向変位が規制される。その止め輪23の径方向における弾性変形により、挿入部材22の筒状部材6に対する抜き差しが許容される。両環状溝25、26の中の一方は筒状部材6の軸心と同心の円周に沿って形成され、他方は筒状部材6の軸心まわりの螺旋に沿って形成される。両環状溝25、26の中の他方の軸方向における幅は、その止め輪23の軸方向における幅を超えるものとされる。
請求項(抜粋):
筒状部材と、その筒状部材に挿入される挿入部材と、その筒状部材の内周に形成される第1の環状溝と、その挿入部材の外周に形成される第2の環状溝と、両環状溝の間の環状領域に配置され、且つ、その径方向に弾性変形可能な一対の端部を有する止め輪とを備え、その環状領域に配置された止め輪が両環状溝の内面に接することで、その挿入部材の筒状部材に対する軸方向変位が規制され、その止め輪の径方向における弾性変形により、その挿入部材の筒状部材に対する抜き差しが許容される抜け止め構造であって、その第1の環状溝と第2の環状溝の中の一方は筒状部材の軸心と同心の円周に沿って形成され、他方は筒状部材の軸心まわりの螺旋に沿って形成され、両環状溝の中の他方の軸方向における幅は、その止め輪の軸方向における幅を超えるものとされていることを特徴とする抜け止め構造。
IPC (2件):
B62D 3/12 503 ,  B62D 5/07
FI (2件):
B62D 3/12 503 Z ,  B62D 5/07 B
Fターム (1件):
3D033JB14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 抜け止め構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-264857   出願人:光洋精工株式会社
審査官引用 (1件)
  • 抜け止め構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-264857   出願人:光洋精工株式会社

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