特許
J-GLOBAL ID:200903032894223833

高張力鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292493
公開番号(公開出願番号):特開平8-144008
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】高張力鋼、特に大入熱溶接や高エネルギー密度熱源を用いた溶接を行って低温で使用される高張力鋼であって、溶接部の靱性および耐亜鉛めっき割れ性に著しく優れた鋼の提供。【構成】(1)Cu を 0.7〜1.2 %含有し、その他C、Si、Mn、Al、酸素、Nb、V、Nb、Cr、Mo、B、Ti、Zr、Ca、REM を含むことができる組成を有し、MnO-Al2O3 -SiO2の三元状態図において、MnOが23〜56%、Al2O3 が4〜27%およびSiO2が30〜54%の各範囲が重複する領域内 (図1の斜線部)の組成を持つ複合酸化物の粒子であり、かつ直径が 0.2μm未満の微細粒子が6個/mm2以上分散している鋼。(2) 上記鋳片を 950〜1280°Cに加熱し、750 °C以上で圧延を終了し、空冷または強制冷却した後、 475〜675 °Cに加熱する方法。
請求項(抜粋):
質量%で、C: 0.03〜0.09%、Si:0.005〜0.35%、Mn:0.5〜1.8 %、P:0.010%以下、S:0.005%以下、Cu:0.7%を超え、1.2 %以下、Ni:0.2〜2.5 %、Sol.Al:0.015%以下、Insol.Al: 0.0002〜0.005 %、O:0.001〜0.005 %、N: 0.0020〜0.0080%を含有し、さらにV:0〜0.1 %、Cr:0〜0.5 %、Mo:0〜0.5 %以下の1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分を有し、MnO-Al2O3 -SiO2の3元状態図において、質量%でMnOが23〜56%、Al2O3 が4〜27%およびSiO2が30〜54%の各範囲が重複する領域内の組成を持つ3元系酸化物を主体とする複合酸化物の粒子であり、かつ直径が 0.2μm未満の微細粒子が6個/mm2以上分散していることを特徴とする高張力鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/46 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (6件)
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