特許
J-GLOBAL ID:200903032897680119

コンクリート製部材の可撓性耐震接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-258492
公開番号(公開出願番号):特開2001-081853
出願日: 1999年09月13日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート製部材相互を、接合部分の耐震性を確保して簡易且つ確実に接合する。【解決手段】 一方のコンクリート製部材2の接合端3に、板状接合部材6を突設する。他方のコンクリート製部材2の接合端5にソケット部材7を埋設し、板状接合部材6とソケット部材7との抜け止めされた係合によってコンクリート製部材2,2相互を接合する。板状接合部材6は、一方の接合端3側でコンクリート製部材2に埋設されたアンカー部9に、他方の接合端5に向かって突出し且つ弾性的に伸長し得る板状部10を連設し、板状部10の先端に係合突部11を設けてなる。ソケット部材7は、幅狭の入口部37を有した係合凹部39を具えている。係合突部11は、弾性変形して入口部37を通過して係合凹部39に嵌め入れられ、幅狭の入口部37の内側縁部分と係合して抜け止めされる。
請求項(抜粋):
コンクリート製部材の接合端相互を、一方の接合端で突設された弾性素材からなる板状接合部材と、他方の接合端側でコンクリート製部材に埋設されたソケット部材との抜け止めされた係合によって接合してなるコンクリート製部材の可撓性耐震接合構造であって、前記板状接合部材は、前記一方の接合端側でコンクリート製部材に埋設されたアンカー部に、他方の接合端に向かって突出し且つ弾性的に伸長し得る板状部を連設し、該板状部の先端には係合突部を設けてなり、又前記ソケット部材は、前記他方の接合端で開口する幅狭の入口部を有した係合凹部を具えており、前記係合突部は、弾性変形して前記入口部を通過し前記係合凹部に嵌め入れられることにより、該係合突部が、前記幅狭の入口部の内側縁部分と係合して抜け止めされるように構成されており、又前記係合突部を前記係合凹部に嵌め入れた状態において、両接合端間に所定幅の間隙が形成されていることを特徴とするコンクリート製部材の可撓性耐震接合構造。
Fターム (2件):
2D063BA06 ,  2D063BA26
引用特許:
審査官引用 (3件)

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